人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

損することもあるの?専業主婦が気をつけたい「iDeCo」の落とし穴

2017.11.27

 サラリーマンや専業主婦(夫)も利用できる確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」。税金が優遇されるなど、投資商品として魅力があり、多くの証券会社が積極的に販売しています。

 ところが、専業主婦(夫)には気になることがあります。iDeCoのメリットといわれている、所得税の税制優遇が一部受けられなかったり、iDeCoで積み立てていたお金が、自分のものではなく配偶者の財産だとして、相続税の対象になってしまう場合があるのです。

「税金が優遇されて、お得よね〜」と思いこんでいるアナタ、iDeCoのリスクをこの際チェックしておいた方がいいですよ。

■iDeCoのメリットは、専業主婦(夫)だと小さくなる

 iDeCoは申し込むと公的年金に加えて給付を受けられる、私的年金のひとつです。この制度は、2016年までは自営業者などに限定されていましたが、2017年1月から、サラリーマンや公務員の専業主婦(夫)まで加入資格が拡大されました。

 ちなみに、今回新たにiDeCoへ加入できるようになった「専業主婦(夫)」とは、社会保険に加入しているサラリーマンや公務員の配偶者で、社会保険上、扶養となっている方(年間の収入見込みが130万円以内)のことです。

 また、iDeCoには、老後の資金としてだけでなく、節税商品としてもメリットがあります。うれしいメリットは以下の3つです。

(1)積み立てた金額が所得控除の対象になる
(2)運用益が非課税になる
(3)受取り時も控除がある


画像引用:iDeCo公式サイトより

 この3つのメリットのうち、ひとつ目の「所得控除」に注目してみましょう。

 iDeCoへ加入するメリットは、積立金が所得税や住民税の計算のときに控除されることで、それが一番の魅力といえるでしょう。よく売られている投資商品では、いくら支払ったとしても控除されないことが多く、iDeCoが投資商品として有利なことがわかるかと思います。

 ところがこの所得控除、実は収入のない専業主婦(夫)にとってはメリットがないのです。というのも、メリットがあるのは「投資額に見合った収入」がある人に限られるからなんです。たとえばサラリーマンで、給与所得が100万円ある人が、年間20万円をiDeCoで積み立てたとしましょう。その場合、100万円から積み立てた20万円分を差し引き、その80万円を元に所得税や住民税が算定されることになります。

 ですが、収入のない専業主婦(夫)の場合、そもそも所得税や住民税が0円なので、いくらiDeCoに積み立てたとしても、所得税や住民税は変わらないのです。そう、下げようがないんです。これではメリットも何もないですよね。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。