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2017.11.24

人とペットの幸せ創造協会の越村会長に聞くペット業界の今とこれから

■連載/ペットゥモロー通信

ペット業界の「今、課題、これから」を聞く。人とペットの幸せ創造協会会長・越村義雄氏インタビュー

人々の暮らしの変化と連動して動くペット業界は、現在大きな転換期を迎えていると言われています。どんな変化が起きているのかを知るためには、ペットに関わる分野だけでなく、もっと幅広い視点からペットと人との関わりについて考える必要がありそうです。

ペット業界が今どんな状況にあり、どんな課題を抱えていて、どんな未来に向かって進んでいくのか。長年第一線でペットビジネスに携わってきた一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」の会長の越村義雄氏に、お話を聞きました。

――ペット業界の現在と課題について教えてください

~高齢社会とペット業界~

日本では高齢化が大きな社会問題となっていますが、これはペット業界でも同じです。

まず飼い主の高齢化ですが、日本はまだまだ高齢者にとってペットが飼いにくい社会です。一人暮らしの高齢者となると特にハードルが高く、そういった方々のペット飼育をいかにケアしてあげられるかが今後の課題だと思います。

一方で、ペットと暮らすと男性の場合は0.44歳、女性は2.79歳健康寿命が延びるというデータがあるように、ペットとの暮らしが心身共に良い影響を及ぼすことが分かっています。今後高齢者向けのペットサービスを増やし、飼いやすい環境を整えることで得られる社会的メリットは大きいと考えています。

続いて、ペットの高齢化への対応も考えねばなりません。今後はペット向けのケアワーカー制度や、高齢により移動などが困難なペットのための獣医師の往診など、人間と同じようなサービスが必要になってくると思います。また、人間ドッグのようにペットも1年に2、3回検査を行うなど予防医療の取り組みを浸透させることで、ペットの平均寿命、健康寿命を延ばすことにつながるのではと思います。

~少子化とペット業界~

高齢化と同時に少子化も進んでいますが、これに伴ってかつては一般的だった学校飼育動物が年々減っています。日常的にお子さんと動物が触れ合う機会が少なくなってきているのです。結果として日本では、子どもたちが社会におけるペットの役割を学んだり、生き物への感謝の気持ちを育む教育があまりなされていないという印象があります。

小学校などで人とペットの命の授業、ふれあいの授業といった教育活動を推進し、小さいころから人とペットの関わり方をしっかり教えることで、子どもの成長にペットが良い影響を与えるだけでなく、将来的にペット飼育への理解を持った人口を増やすことに繋がる。こうした取り組みを進めることが重要だと考えます。

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