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清宮幸太郎、中村奨成、安田尚憲、高校野球BIG3の才能の磨き方

2017.11.24

●今夏の甲子園で6本塁打!清原を超えた新スター

中村奨成
中村奨成(しょうせい)

181cm78kg。広島・広陵高校の捕手。母・啓子さんは女手ひとつで中村を育てた。中学時代は〝やんちゃ〟な髪型をしていたが、高校では寮生活を送りながら野球に打ち込み、才能を開花させた。

 もうひとり、今夏の甲子園の主役となった怪物がいる。清原和博が記録した1大会最多本塁打記録を「6本」に更新した広陵の中村奨成。強肩の捕手で、俊足の持ち主でもある。

 母子家庭に育った中村は中学時代、現在の素朴な印象とは大きく異なる風貌をしていたという。広陵の中井哲之監督は「変な髪型でとにかく大馬鹿者だった」と話す。要するに、やんちゃな中学生だったのだろう。

 清宮や安田とは異なり、中村は指導者からの徹底された管理野球のもと、大きく成長してきた選手だ。中井監督は「生活態度に問題がある選手は試合で使わない」という厳格な指揮官だ。

 中村はこう振り返る。

「高校で入部して寮に入った当初は、洗濯機の回し方も知らなかったんです(笑)。自立して、自分のことは自分で考えてやらないといけないので、最初は大変でした」

 だが、チームの中心選手になり次第に周囲にも目が行くようになった。

 名将と知られる中井監督は二岡智宏(巨人打撃コーチ)、野村祐輔(広島)、小林誠司(巨人)といった教え子たちにも大学進学を薦めてきた。しかし、中村は中井監督との進路相談の席で、大学へは進まずプロ野球界に入りたいと伝えた。身体の弱い母に、これ以上、負担はかけられないというのが一番の理由だった。

「どうしてもキャッチャーって、守備の人っていうイメージがあるじゃないですか。僕はそれが嫌。攻撃的な捕手になりたい。自分はホームランバッターだとは思っていません。チャンスに強くて、打点を稼げるバッターになりたい」

 高校野球界のビッグ3には、どんな運命が待ち受けているのだろうか。

清宮や安田は、U-18W杯を全勝で制したアメリカ代表からも高く評価された
清宮や安田は、U-18W杯を全勝で制したアメリカ代表からも高く評価された。

U-18W杯の閉会式後、高校での野球を終えた清宮は、真っ先に母・幸世さんをハグした
U-18W杯の閉会式後、高校での野球を終えた清宮は、真っ先に母・幸世さんをハグした。

取材・文/柳川悠二(ノンフィクションライター)

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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