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清宮幸太郎、中村奨成、安田尚憲、高校野球BIG3の才能の磨き方

2017.11.24

今年も10月26日にプロ野球ドラフト会議が開かれた。今年は高校球児のスターが上位指名を独占した。中でも怪物と称される3人の才能がどう磨かれたのかをレポートする。

●歴代最多、高校通算111本塁打!〝和製ベーブ・ルース〟

清宮幸太郎
清宮幸太郎
184cm101kg。東京・早稲田実業高等部の一塁手。父・克幸さんは早稲田大学出身でラグビー界の名指導者。母・幸世さんは慶応大学ゴルフ部の元主将。アスリート一家で、幼い頃から英才教育を受けてきた。

 早稲田実業の怪物・清宮幸太郎が初めて自身の夢について語ったのは、カナダ・サンダーベイで開催されていたU–18ワールドカップの閉会式終了後だった。

「海外の選手は身体が大きいし球も速いしスイングも速い。自分はメジャーの雰囲気がものすごく好き。将来はこっちに来て野球をやりたい。これは(中学1年生の時にリトルリーグで)世界一になった頃から変わっていません」

 今年9月のU–18W杯で高校通算本塁打を「111」にまで伸ばした清宮は、カナダから帰国してすぐに、家族に相談。9月22日、早実で記者会見を開き、プロ野球志望届を提出することを表明したのである。

 会見中、清宮は「12球団OK」とは明言しなかった。ドラフト会議の前に、各球団のスカウト担当者と面談したい意向を口にした。つまり、納得いく球団でなければ入団を拒否する可能性があるという姿勢を見せた。

「自分を厳しく指導してくれて、成長させていただける球団に行きたいと思います。プロの世界でひとつひとつの目の前の目標をクリアしていくことで、先につながっていくという確信がある」

 さらに早実の先輩である王貞治氏の持つ「868本」という壮大な本塁打記録を目標に掲げた。

「先輩ですし、むしろ目指さなきゃいけないという使命感がある。やるからにはそこまでの王さんのような人間、野球人になりたい」

 清宮の父・克幸氏(ヤマハ発動機ジュビロ監督)は早稲田大出身で、ラグビー界の名指導者として知られる。母の幸世氏は慶応大学ゴルフ部の主将を務めた元ゴルファーだ。両親のもと、アスリートとしての英才教育を受けてきた清宮は、幼少の頃よりジャンクフードを食べることなく、炭酸飲料も口にしなかった。初等部(小学校)から通っている早実では、フードマイスターの資格を持つ母の手作り弁当しか食べず、外食も、母の意向を汲んで料理をアレンジしてくれる飲食店にしか足を運ばないという徹底ぶりだ。

 一方で、父・克幸氏は自宅に野球の練習環境を作り、親交の深い元プロ野球選手に技術指導を依頼し、また交流のあるスポーツ選手と積極的に息子を会わせることで、息子の向上心と好奇心を培っていく。

 清宮も早実での練習の合間に、一流アスリートがお忍びで通う都内のトレーニングジムに通い、鍼やマッサージといった専門家の施術も受けるなど、身体のケアを怠らなかった。その甲斐あってか、高校時代も大きなケガに見舞われることもなかった。

 今年の夏は甲子園に出場できなかった。2年前に決勝で敗れ、雪辱を誓っていた今年のU–18W杯でも、主将と4番打者を任されたが、2本塁打を放ったものの打率は2割1分9厘、代表も3位に終わった。清宮は敗戦のたびに「いつかこの負けがあったから成長できたと言えるように」と口にしてきたが、高校時代の雪辱はプロ野球界で果たすこととなる。

将来、日本代表での再会を誓い合った高校ビッグ3
将来、日本代表での再会を誓い合った高校ビッグ3。

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