人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.11.22

自撮り全盛時代に知っておきたい最新ナルシスト研究

 しょっちゅう自分の姿を見て確認している人々がいる。メイクをした女性ならともかく、それが男性だった場合、思い浮かぶ言葉はただひとつ——そう、ナルシシスト(ナルシスト)だ。

■ナルシシスト男性は自分の姿に葛藤している?

 トイレの洗面台などで鏡を熱心に見ている男性を時折見かけるが、いったいどんな気持ちで自分の姿を眺めているのだろうか。自分の姿に見惚れている“ナルシシスト”という言葉がやはり思い浮かんでしまうのだが、意外にその心の内は複雑であることが最新の研究で指摘されている。

 オーストリア・グラーツ大学の研究チームは、ナルシシスト度を測定するテスト(Narcissistic Personality Test)を受けた600人の中から、ナルシシスト度が高いと判定された上位21人、同じく最も低かった下位22人に実験に参加してもらった。

 実験参加者は、脳活動をfMRIでモニターされた状態で、3種類の写真を見せられてその時の脳の活動状態が詳しく記録された。3種類の写真とは、参加者本人の写真、参加者の友人の写真、見知らぬ人の写真である。


Science Alert」より

 ナルシシストの男性の脳活動に注目が集まるのだが、分析の結果、意外なことに自分の写真を見た時のナルシシスト男性の脳には、ネガティブな感情や心の葛藤を示す活動が引き起こされていることがわかったのだ。実は自分の姿に複雑な思いを感じていることになる。こうしたことから、ナルシシストはおそらく潜在意識レベルでは自分のネガティブな評価に苛まれている可能性が示唆されることになった。

「これは、ナルシシストたちの自己イメージにおいて、良くもあれば悪くもあるという両義性と葛藤を意味しています。こうした現象は例えばセラピストなどの専門家はよく知っていますが、一般の人にはあまり知られていません」と研究チームのエマニュエル・ヤウク氏は説明している。

 さらに興味深いのは、自分の姿を見たときの心の葛藤は男性のナルシシストにしか起っていない点である。とすればやはりナルシシストの男性は独特の存在ということにもなりそうだ。まだまだサンプル数が少ない初歩的な研究ではあるが、SNS全盛の時代を迎えている中、ナルシシズムへの関心と理解が広く求められているようだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年4月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「40kgまで量れるラゲージスケール」! 特集は「GW&出張に使える旅グッズ142」「最新極上ホテル33」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。