人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

デジタル全盛の時代だからこそ見直したい〝手書き〟がもたらす4つの効能

2017.11.17

■文字を書くことは“頭の体操”である

「日記」といってしまうと、何か意味のあることを書かなくてはいけないような気がしてしまい、面倒になって結局三日坊主に終わってしまいがちになるが、あまり大げさに考えずに単なる行動記録と割り切って「メモ」に残せばいいということになる。そしてその際には、ぜひとも手書きで記すことが推奨されている。デジタルガジェット全盛の時代であるからこそ、数少ない手書きの機会を“メモ行為”で確保すれば、さまざまな恩恵に預かれるということだ。生活情報オンラインジャーナルの「Mental Floss」が手書きでもたらされる4つの効能を解説している。

・手書きは“頭の体操”になる

 新たな知識を吸収しようという際には、ノートにその情報を手で書き写すことが基本中の基本だ。手を動かすことで、脳の網様賦活系(Reticular Activating System)が刺激され、重要な情報に強い注意が向けられるようになって記憶の定着に有利に働くということだ。

 また、手を使って筆記することは児童期においてアイディアを組み立てる力の向上や、運動スキルの発達を促すものになることが研究で明らかになっている。さらに成人においても、手で文字を書くことは良い“頭の体操”になり、認知機能を良好に保つことに繋がる。

・手書きで良い文章家になれる

 パソコン全盛の時代にあっても、文筆家の中には意外なほど手書きで執筆している人々がいるという。アメリカ人作家、スーザン・ソンタグは1995年のインタビューで、作品の構想の段階ではアイディアなどをレポート用紙にフェルトペンや鉛筆で記していることを明かしている。どうしてもスピードアップしてしまいがちなキーボードに対して、手書きはゆっくりと思考のスピードにあわせて書ける点が好きであるという。『ティファニーで朝食を』や『冷血』で有名なトルーマン・カポーティは鉛筆による手書き派で、まったくタイプライターを使っていなかったこともよく知られている。

 2009年にワシントン大学から発表された研究によれば、小学生において作文を手書きで行なう生徒は、キーボードを使う生徒よりも文字量が多く、執筆が早く、文章の完成度が高いという傾向が報告されている。

パソコン&スマホ全盛の時代だからこそ習慣づけたい“手書き”の時間
Mental Floss」より

・手書きで考えがまとまる

 情報が溢れる今日、ネットに繋がったパソコンの前で集中を保つことがますます難しくなっている。特にTwitterやFacebookなどのSNSが普及した昨今にあっては、気になる情報や人物について際限なくチェックすることができてしまう。

 インターネットがもたらした情報の洪水は生産性という観点からは諸刃の剣で、自力では集められない情報が簡単に入手できる一方、考えを乱される情報やあらゆる興味関心に訴える誘導型のステルスマーケティングも蔓延っている。そこであらためて注目されるのが紙とペンによる作業だ。考えがまとまらない時には、たとえ数十分でもパソコンを離れ紙とペンで思考をめぐらせてみれば、集中が途切れることなく知的生産に取り組むことができる。

・手書きは脳をシャープに保つ

 ペンで文字を書くことは“脳の体操”になる。「Wall Street Journal」の記事によれば、手で文字を書くことは中高年にとって運動スキルや記憶力を維持することに有効であるとともに、年齢相応に脳をシャープに保つための効果的な手段であることが指摘されている。

 また2008年に発表された研究によれば、未知の記号や音符、漢字などを認識する際に、一度手書きで書いてみたほうがよく憶えられることが報告されている。日々の行動記録をメモすることで、手で文字を書くことを習慣付けるきっかけになるだろう。意識的にキーボードやタッチパネルから離れる時間を作ってみてもよさそうだ。

pak86_iphonetomemo20140313_tp_v

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年2月15日 発売

DIME最新号は「6WAYキッチンオープナー」と「超快適マスク」の2大付録に注目!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。