
婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、11月22日の「いい夫婦の日」に関連して2017年度の「QOM全国ランキング」が発表された。QOMとは“Quality of Marriage”の略で、“結婚の幸福度”を客観的に測定し、数値化した同社独自の指数になる。2017年、「最も結婚幸福度の高い夫婦がいる」のは、どの都道府県なのか。
調査の結果、1位は「宮崎県」(QOM平均632.3)で、昨年度の2位からトップを奪還。さらに3位「沖縄県」(同629.4)、4位「鹿児島県」(同627.8)、6位「福岡県」(同617.4)、9位「熊本県」(同613.5)と、九州・沖縄エリアの都道府県が上位に多くランクインしている。
この結果について、同社では「九州・沖縄は離婚率が比較的高いエリアであり、結婚に満足できない方は離婚をしてしまい、結婚生活を維持している方は満足度が高いと想定できる」と分析している。
また男女別ランキングにおいては、全体的に男性の方が高い数値となっている。諸論文を参考にすると、結婚に関する満足度については、男性の方が女性より高くなるようで、QOMについても同じ傾向が見られるようだ。
QOM全体やQOMを構成する6つの力「自己PR力」「観察力」「仲良し力」「ケンカ力」「過去未来力」「境界力」をそれぞれ見ていくと、結婚前のカップルと結婚後の夫婦で数値に違いが見られた。QOM全体の数字で見ると結婚していないカップルの方が総合得点は高く、6つの力別で見ると過去未来力・境界力に関しては夫婦の方が高い結果となった。
■調査概要
調査方法/パートナーエージェント『QOM』診断サイト
調査対象/日本全国の未婚既婚者 男性3万5285名・女性9万9573名
調査期間/2013年11月~2017年8月
文/編集部