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なぜ、アルコールハラスメントは根絶されないのか?

2017.11.15

■ルールを守った節度ある行動を

飲酒は適度な量で人に迷惑をかけないようにルールを守れば楽しいものだが、限度を超えるとトラブルの大きな原因となる。これまでの調査からわかるように、昔に比べてアルコールによる嫌がらせの認識は大きくなってきている。急性アルコール中毒や飲酒運転の危険性もあり、注意しなくてはならない。アルコールハラスメントは身近なハラスメントの一つである。最近では未成年の飲酒など、限度を超えた行動が大きな問題を起こしてしまい、社会問題となっているのも事実だ。

樟葉法律事務所の三輪貴幸弁護士は、次のように話す。

「軽度・適度の飲酒であれば、気分を楽しくして人々のコミュニケーションを円滑にする効用があることは広く知られていることと思います。とはいえ、現代社会においては人々のコミュニケーションの取り方も多様化し、酒席での歓待が必ずしも万人にとって、心地よいコミュニケーションのあり方ではなく、トラブルの基にもなることも広く認識されるようになってきました。

通常の社会生活で相手方が不快に感じることを強要することが許されないのと同様、酒席だからといって、その『してはいけないこと』のハードルが下がることはないと思います。例えば、職場関係での酒席におけるアルコールハラスメントは、場合によってはパワーハラスメントやセクシャルハラスメントに結び付き、個人間で不法行為責任が問題となることがあるだけではなく、会社自体の責任を問われることにもなりかねません。

また、あまりに悪質な場合、飲酒の強要行為が強要罪となったり、人を酔いつぶさせてしまう行為が過失傷害罪や傷害罪となったりするおそれもあります。一方が嫌な思いや不快な思いをしている対人関係というのは、もはやコミュニケーションが成立している関係ではなく、違法な状態にすらなっている可能性がある、ということを念頭に入れ、ルール・マナーを守った節度ある飲酒を心がける必要があります」

アルコールハラスメントは「良くない行為」と多くの人が考えながらも、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまうこともある。お酒を楽しむためにも、ルールを守った節度ある行動を心がけていくことが重要なポイントだといえる。万が一、アルコールハラスメントに巻き込まれている、もしくはアルコールハラスメントが起こっている、と感じた時には、早い時期から専門家に相談するようにしよう。

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【調査概要】
調査期間:2016年8月24日~9月4日
回答者:787人(男性366人、女性421人)

文/編集部

 

 

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