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気候変動をビジネスチャンスに変える「適応ビジネス」とは?

2017.11.08

 システムは実証実験を通じて物足りないところを改善していき、完成へとつなげていったが、実証実験では水位変動をきちんと捉えられるかどうかを確認することが不可欠。いきおい、天候任せになってしまったところがあったが、何度か大雨に見舞われ、水位変動が計測できたという。

 例えば2016年8月2日、郡山市は17時過ぎからゲリラ豪雨に見舞われた。下水道管が水で完全に満たされた満管状態となり、地上に伸びる管にまで水が上昇。ピーク時は地上まであと70センチというところまで水が押し寄せたほどだった。


2016年8月2日に郡山市で発生したゲリラ豪雨の様子。オレンジ色が降雨量で、青色が下水道の水位を示す。急激に大量の雨が降ったのに合わせて下水道の水位が上昇しているのを、センサーが捉えている

■日本全国どこでも需要が見込める

 郡山市はその後、正式に『下水道氾濫検知ソリューション』を導入。このほか、1自治体で現在、実証実験中だという。2015年7月に水防法が一部改正・施行され、下水施設の水位情報の通知・周知制度が創設されたことから、都市部では水位を計測して周知するニーズが高く、また地方都市では大型台風やゲリラ豪雨への備えから、問い合わせが多いという。日本全国どこでも需要が見込めるということで、2020年度までに250台の導入を目指しているとのことだ。

「今までは誰かが見に行かないと現状を確認できなかったものが、遠隔地にいながら把握できることになったのがメリットです。労力の軽減やデータの監視という観点から見れば、下水道の氾濫に限らず幅広く適応できるのではないかと思っております。お客様からの声がソリューション開発の一つの起点になります」とは、イノベーティブIoT事業部インダストリアルIoT事業部 シニアマネージャーの安東雄介氏。災害は一度発生すると、地域住民の生活に重大な影響を及ぼしかねないだけに、『適応ビジネス』も地域の声を聞き実態を正確に掴むことが先決ということになる。

■関連情報
https://www.mizuho-ir.co.jp/index.html
http://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/intelligent-data-services/convergence/feature/smhsolution/

文/大沢裕司

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