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毎日ぬるめのお湯に15分つかる「健康貯蓄」のススメ

2017.11.08

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 暑い、暑いと言っていたのが嘘のように、急激に秋が深まりお風呂が恋しい季節がやってきた。ゆっくりお風呂につかるときに欠かせないのが入浴剤。温泉ミネラル+炭酸ガスの独自成分でその日の症状を緩和する、バスクリン「きき湯」の6タイプがリニューアルされ、発表会を兼ねた「きき湯 お風呂アカデミー 2017」が開催された。

◆些細なことの積み重ねが健康につながる

 冒頭に行われたのが、帝京大学医学部外科 准教授の新見 正則先生による講演。新見先生の専門は血管外科、静脈疾患で、オックスフォード大学で学んだ移植免疫学をライフワークとして研究、漢方が使える臨床医としてセカンドオピニオンのパイオニアとしても知られる。

 心臓移植をしたマウスにオペラの「椿姫」を聴かせると、他の音響刺激を聴かせたマウスより生存期間が延びたという研究で、2013年にはノーベル賞のパロディーである「イグノーベル賞」医学賞を受賞。趣味は50歳から始めたというトライアスロンで、講演の最後にはユニフォーム姿で登場した。

 エビデンスにはっきりとは現れないが、患者を診ている専門家が「明らかに大切ではないか」と思っていることを“些細なこと”として、些細なことの積み重ねが健康にもつながるのではないかと新見先生は話す。自身の外来で診察しているがん患者には、普段の生活のアドバイスとして以下を勧めているという。

・食事は高たんぱく食
・有酸素運動を勧める
・体は温める
・漢方を内服させる
・希望を持たせる

「些細な積み重ねをやることで、やらないよりはるかに元気な人がいるし、30年前には起きないと思っていた奇跡が起きている。体を温めるというのは腹巻をする、冷たいものを食べない、そして入浴。シャワーでなく浴槽につかり、さら湯ではなく入浴剤を使う。体を温めた方が抗がん剤の副作用が減ることは知られており、抗がん剤治療や放射線治療と組み合わせて行うハイパーサーミアという温熱治療もある。これらの有効性を示すデータはたくさんあるが、大切なのは体感。実際にお風呂に入るのとシャワーだけを比べると、どちらが気持ちがいいか。さら湯と入浴剤入りではどうか。答えはみなさん自身にある」(新見准教授)

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