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2017.11.05

〝JR最南端〟はどこ?雄大な車窓が広がる指宿枕崎線で巡る旅


指宿枕崎線の起点、鹿児島中央。

 JR九州指宿枕崎線は、鹿児島中央―枕崎間87.8キロを結ぶ。薩摩半島の東海岸から南海岸へまわり込む、風光明媚な路線だ。沿線の鹿児島市は通勤・通学客、指宿市は観光客でにぎわうが、山川以南は列車の運転本数が少なく、ローカル線の趣がある。その“チェックポイント”を御案内しよう。

■日本最南端の特急列車


特急〈指宿のたまて箱〉は、2011年3月13日に営業運転を開始(東北地方太平洋沖地震の影響で、営業運転開始が1日遅れた)。

 指宿枕崎線のエースは特急〈指宿のたまて箱〉で、鹿児島中央―指宿間を1日3往復運転。列車愛称の〈指宿のたまて箱〉は、沿線に伝わる竜宮伝説にちなんで名づけられ、“いぶたま”の通称で乗客などから親しまれている。

 浦島太郎が玉手箱を開けた途端、煙が出てきて髪の色が黒から白に“激変”したことにちなみ、車体の塗装は中央を境に白と黒に分けた。また、乗降用ドアが開くと、車両の屋根から玉手箱の煙をイメージしたミストが噴射される。

 普段は2両編成で運転。インテリアの1号車はチーク材、2号車は南九州産の杉を用いた。一部の座席は沿線の海を存分に眺められるよう、窓側に向けた。

 さて、日本最南端の特急列車は、鹿児島中央(旧西鹿児島)終着の九州新幹線、特急〈きりしま〉など多数存在したが、“いぶたま”は、はるか南の指宿が終着駅。「日本最南端の特急列車」という金字塔を打ち立てた。ちなみに、1日だけ枕崎まで運転されたことがある。

■日本最南端の電停


標柱は、2012年7月1日に除幕式が行なわれた。

 谷山を下車し、徒歩約10分のところに鹿児島市交通局谷山線(市電1系統)谷山電停がある。ここは鹿児島電気軌道時代の1912年12月1日の開業時から、「日本最南端の電停」という金字塔を打ち立てた。

 開業100周年を迎えた2012年に標柱、2016年5月から記念スタンプがそれぞれ設置され、観光客やレールファンの呼び込みに努めている。


降車専用ホームから眺めた谷山電停。

 谷山電停は1・2番線のほか、“満車”に備え、降車専用ホームがある(“満車”以外は、もちろん通過する)。ここで降りて電停構内を抜けると、目の前には「〒」マークがまぶしく映る。そこは鹿児島清見郵便局で、旅行貯金目当ての乗客にとっては、“運がよければ、うってつけのホーム”と言えそうだ。

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