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お酒で英会話が上達する!? サイエンスに裏打ちされた大人の外国語学習法

2017.11.05

 英語(外国語)を学習中という人の中にもお酒好きは少なくないだろう。世界に冠たる日本酒のウンチクを英語で紹介できれば何かと観光客にも喜んでもらえそうだ。そして実際のところ、お酒で外国語の会話能力が向上するらしいという、お酒好きに嬉しい研究が報告されている。

■適度なアルコールで外国語の発音が格段に良くなる!?

 今日のグローバル経済の中では、英語をはじめとする外国語学習の必要に迫られているビジネスパーソンも多いと思うが、お酒好きには少し嬉しくなるかもしれないニュースが届いている。適度なアルコールが外国語の会話能力を向上させるというのだ。

 オランダとイギリスの合同研究チームが先ごろ「Journal of Psychopharmacology」で発表した研究では、最近になってオランダ語学習をはじめたドイツ人50人が参加した実験が報告されている。

 実験では直前にビール(アルコール度数5%、平均450ml)を飲んだ参加者と、ノンアルコール飲料を飲んだ参加者にそれぞれ現在学習中のオランダ語でスピーチをしてもらい、どのくらい流暢に話せたかを第三者のオランダ人が評価すると共に、話した本人にも自己採点してもらった。


Science Alert」より

 結果は歴然としていた。第三者はビールを飲んだ者のほうに大きな差つけて高く評価したのだ。特にオランダ語の発音がビールを飲んだ者のほうが格段に良いと評価していた。つまり適量のアルコールで外国語のスピーキング能力が向上したことになる。

 しかしながら不思議なことに、話している当人の自己評価はアルコールを飲む飲まないに関係がなかった。つまり上手くなった自覚がないということになる。

 アルコールで酔えば脳の機能が低下することは誰の目にも明らかであり、当人の論理的思考能力や外国語能力も下がると考えられるのだが、研究チームよれば無難な量のアルコールの摂取により、気が大きくなって自信が高まり、社会的な不安感が払拭されることにより、外国語を話すことに躊躇しなくなるからであると説明している。少し酔ったほうが口が滑らかになるという人も少なくないと思うが、それは外国語のスピーチにもあてはまることになる。

 しかしながらこの効果を発揮するのはあくまでも“適量”のアルコールであって、そのまま飲み続ければ脳機能も下がり続け外国語どころの話ではなくなることは言うまでもない。

 ともあれ外国人の友人知人と少しお酒を飲みつつ外国語で話をするのは、外国語学習という観点からもなかなか貴重な体験と言えるのかもしれない。いわゆる「英会話カフェ」なども夜はアルコールが飲めるところもあり、最近では店の中の会話を外国語にしている“語学バー”も存在する。外国語会話学習の一環としてこうした施設をうまく活用してみてもいいのかもしれない。

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