■食事制限の真実
食事面の難しさは多々あり、糖質量にばかり集中していると、栄養バランスが乱れてしまう。おまけに、ワタナベの場合は、喉に炎症ができて食事が楽しくなくなった。すると体はエネルギーを確保すべく、筋肉分解を始める。糖質コントロール中は筋肉がつきにくいとはいえ、筋肉分解が加速すると基礎代謝が低下してしまう。つまり、痩せにくい体になってしまったというわけだ。
■睡眠の真実
RIAZAP中は1日7時間の睡眠が奨励されているが、その理由は睡眠中に分泌される成長ホルモンにある。この成長ホルモンには脂肪分解作用があり、1日あたり300kcalの脂肪が消費されるという。この時期のワタナベの平均睡眠時間は3時間。ある日には不眠不休でトレーニングにのぞんだため、まともに体を動かすことができなかった。これではせっかくのトレーニングの機会が無駄になる。
そこでワタナベはトレーナーと相談し、3つの作戦を講じた。
1)夜食に青魚を食べる
2)有酸素運動を解禁
3)睡眠時間の確保
1)どうして青魚が有効なのか。それは青魚に多く含まれるDHA・EPAに、中性脂肪の燃焼を助ける働きがあるから。RIZAPのトレーナーも定期的に糖質コントロールを実践するそうだが、魚は欠かせない食材だという。しかも、最近では焼き魚がコンビニで買える。サバ、サンマ、鮭、ホッケなど種類も多く、2日で食べ飽きたサラダチキン以上に重宝した。
2)トレーニングのほとんどを無酸素運動に費やすRIZAPだが、脂肪燃焼を目的とするなら、有酸素運動を取り入れるのが手っ取り早い。トレーナーと相談した結果、片道10分のランニングを習慣づけすることになった。
3)睡眠ダイエットが存在するように、睡眠中には成長ホルモンが分泌される。成長ホルモンには脂肪分解作用があり、上質な睡眠をとることで、1日あたり300kcal程度の脂肪が消費されるのだとか。減量期間はよく寝る。これはRIZAPのトレーナーも実践しているメソッドのひとつだ。
この作戦を導入したのは9月6日。上の表を一見すると体重に変化がないように思えるが、脂肪量は減り、筋肉量が増えている。それに伴い、基礎代謝も上昇した。しかしながら、睡眠時間が十分にとれず……目標とした62kgを目前に最終日を迎えた。
プログラム満了の解放感、そして敗北感がない交ぜになった、何とも言えない気分で最終日のデータ計測を終えたワタナベ。それに対して、トレーナーの表情はいつもどおり明るい。さすがポジティブスタイル、そう思っているとトレーナーからロスタイム勧告が発令!
■ロスタイムの真実
ボディメイクプログラムでは、コースに限らず『誕生日特典』を設けている。内容はオリジナルサプリなどに適応する金券2万円分、そして50分セッション1回券のふたつ。奇しくも11月に誕生日を迎えるワタナベは、プログラム終了の翌月にRIZAPスタジオへ再訪することに!?
次回更新予定「リバウンドの真実」にご期待ください。
文/DIMEワタナベ
@DIME公式通販人気ランキング