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2017.10.26

山形のニット工場が発信するファクトリーブランド「COOHEM」人気の理由

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆国産ニット業界が厳しい時代の中でニット工場が発信するブランド

 山形には戦時中から羊の養育が奨励された背景があり、繊維、紡績メーカーや染色業が多く存在し、山辺町や寒河江市はニット生産が盛んな地として知られている。山辺町にある1952年創業のニットメーカー「米富繊維」は、かつて山形県で一番大きなニット工場だった。創業者が戦争から引き揚げてきたときに、仕事が何もないこの地域で、これからは衣料品が必要だとニット工場を作ったのが始まり。高度経済成長期までは順調に伸びていき、往年時は米富繊維以外にも山辺町に50社以上のニットメーカーがあったが、バブル崩壊後に大手アパレルが海外に生産をシフトして以降、受注が減少。米富繊維も13年前にグループ会社を整理合併した。

 山辺町にある米富繊維を訪ねた。工場の周辺はさくらんぼ農園もあるのどかな田園地帯だが、中に入ると色とりどりの糸やニット製品がディスプレイされており華やかでおしゃれな雰囲気。

 

 玄関外のベンチや社内のあちらこちらに、ニットでアレンジしたカラフルなイスが置かれて目を引く。

 

 同社の大江 健代表取締役社長は三代目。国産のニット産業が厳しい時代に、オリジナリティを打ち出していこうと新機軸を開発。それが2010年よりウイメンズでスタートした、自社のファクトリーブランド「COOHEM(コーヘン)」だ。今年の秋冬よりメンズも本格的に開始。百貨店、国内大手セレクトショップや、アジア、ヨーロッパ、北米など海外でも取引している。

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