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激辛ファンが「生まれたことを後悔させる」挑んだ結果…

2017.10.27

■激辛メニューで一時的に聴覚喪失に!?

 昨年、イギリス人のブロガーで若きシェフの22歳の男性・ダン君が旅行で訪れたインドネシア・ジャカルタの裏通りで、世界一辛いヌードルであると標榜されている“デス・ヌードル”を発見して試しに友人と一緒に食べてみた模様を動画に収録している。

 いくつか食べ歩きをした後なだけにインドネシア料理にも慣れた様子であったが、乾麺を使った料理に見えるその“デス・ヌードル”にさしたる感動した様子も見せずに平気な顔でひと口ふた口と食べ進めるも案の定、しばらくしたところで異変が……。まるでめまいを起こしたかのように頭が揺れ、たまらずシャツをを脱ぎだし、それでも麺を口に運ぶダン君だったが、たまらず席から立ち上がってギブアップ!

 目を真っ赤にしながらドリンクを次々口にして「これまで食べた中で絶対に一番辛いモノだ! 食べて数秒で汗が噴き出して気分がわくるなった」とカメラに向かって報告している。水道の蛇口から直接水を頭に浴びてもはやちょっとしたパニック状態のダン君だったが、その最中に「耳が聞こえない」と気になる発言をしていた。この時、耳が聞こえない状態が2分ほど続いていたということだ。

 食材に用いられたトウガラシはバーズアイ・チリという品種で、一般的なジョロキアの45倍の辛さを誇るという。しかしどうして彼の耳は一時的に聞こえなくなったのか?


says.com」より

 この謎について、一年越しの回答がサイエンスの側から報告されている。

 解剖学的に人間の耳と喉は耳管と呼ばれる管状の器官で繋がっているのだが、ロバート・ウッド・ジョンソン大学病院のマイケル・ゴールドリッチ医師によれば、カプサイシンを摂取した際に激しく分泌される涙やヨダレや鼻水がこの耳管を一時的に塞ぎ、聴覚が失われるのではないかということだ。これは大量に鼻水が出るタイプの風邪を引いたときにも起り得るという。

 またもうひとつの説明としては、耳鼻咽喉学の専門家であるサム・マルツォ医師によれば三叉神経(trigeminal nerve)への過度な刺激によって、蝸牛神経の血流の流れが変化して一時的に聴覚が失われるという。カプサイシンを大量に摂取した身体反応として、頭痛に似た症状があらわれ三叉神経を過度に刺激するということだ。

 そしてこうした束の間の聴覚喪失は決して一時的なもので終わらずに長期的な影響を及ぼすリスクもあるという。激辛メニューを食べてもしこうした症状に襲われた場合、医師の診察を受けることをマルツォ医師は勧めている。激辛ファンや激辛料理に挑戦してみようという向きには小“耳”に挟んでおいてもよい話題だろう。

文/仲田しんじ

フリーライター。海外ニュースからゲーム情報、アダルトネタまで守備範囲は広い。つい放置しがちなツイッターは @nakata66shinji

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