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2017.10.21

他人とうまくコミュニケーションがとれない20代社員の特徴

■連載/あるあるビジネス処方箋

 私は最近、20代の社員と組んで仕事をすることがある。この3年で15人ほどになる。そのうち、半数近くはわずか数年の経験で、その仕事の本質を知っているかのように語る。本人としては「すごい発見」であるのかもしれないが、実は当たり前のことでしかない。

 この人たちを観察していると、上司や周囲の社員から敬遠をされたり、反感を買われたりしている傾向がある。だが、本人はそのことに気がついていない。

 今回は、コミュニケーションができない20代社員の特徴を紹介したい。

■知ったかぶり

 わずか数年で、その仕事の本質を知っているかのように語る。「俺の言うことを聞け!」といった雰囲気を醸し出し、迫ってくる場合もある。私が、このような20代社員の上司(40~50代の管理職)から聞くと、ほかの社員にも同じように接しているようだ。

 ある役員は、こんな見方をしていた。

「数年の経験で、仕事の本質を知っているかのように語る20代社員は意思疎通が苦手。時間内に自分の考えを冷静に、わかりやすく伝えることができない。その考えが、本当に正論であるのか、説得力があるのか、などを深く考えていない。相手のことを想像する力に乏しい。相手の年齢、キャリア、場数、見識、考えなどを読み取ることができない。つまり、相手との距離感がとれない」。

私も、このタイプの20代社員は得てして相手との距離感がとれないと感じる。集団生活の中で自分の考えを伝えたりすることを不得手としている傾向があるようにも見える。

■同じことを繰り返す

 他人との心理的な意味での距離感がとれない人は、得てして同じ過ちを繰り返す。問題を直視し、反省し、改善することが苦手なのだ。なぜ、反省をしないか。それは、問題が起きていることを感じ取れないからだ。

 このタイプにとっての「問題」は、目に見える形となって現われるものだ。それ以前の、人間関係のトラブルは「問題」として察知できない。だから、大きな問題を未然に防ぐことができないのだ。人間関係の摩擦などが繰り返されていることも感じ取れない。自分がその元凶であることも想像できない。

 こちらが何を感じているか。なぜ、黙っているのかを察知することができない。なぜ、スルーするのかも想像しない。上司や周囲が何を感じているのかを感じ取ることもできない。

 そして、これまでと同じように、わずかな経験をもとに「俺の言うことを聞け!」といった雰囲気を醸し出す。この繰り返しで、ますます、浮いた存在になる。本人は真剣なのだろうが、相手をどんどんと怒らせることになる。それにも気がつかない。

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