実店舗の登録、薬剤師駐在で第1類医薬品も買える「Amazonファーマシー」

【Amazonファーマシー】商品を検索して購入する。そうした普通の使い方でも便利なAmazonだが、ここで紹介するサービスを利用すれば、さらに便利に、生活を向上させることができる。拡充されている注目のサービスをピックアップした。

◎第1類医薬品もオンラインで買える時代

　この春より、「ファーマシー」では第1類医薬品も購入できるようになった。知名度の高い『ロキソニンS』や『ガスター10』など、その数は90点以上。

　ただし第1類医薬品は、副作用や相互作用などについて特に注意を要する医薬品であり、従来は薬剤師による説明が義務づけられている。そのため、アマゾンでは実店舗を開設し、薬剤師もいる。

　購入時には、問診票のような「ご使用者状態チェック」に答える必要があり、それを薬剤師が確認し販売の可否を判断する。

　注文自体は、ほかの商品と同じく24時間可能なため、時間がない、体調が悪いなどの理由で、日中にドラッグストアに行けない人にとっては利便性は高いはずだ。

　また、薬剤師などと直接対面することがないので、育毛剤や妊娠検査薬、水虫薬なども人目を気にすることなく買える。実際にそういった商品が最もよく売れているそうだ。

◆「Amazonファーマシー」とは？

2015年開設の医薬品ストア。今年4月より第1類医薬品の取り扱いを開始。約4000種類に拡大した医薬品の購入のほか、常勤薬剤師・登録販売者への電話相談サービスも可能。

［ココに注目！］注文前に健康状態をチェック

「ご使用者状態チェック」に回答、薬の説明を確認した後に注文。薬剤師による適正使用の確認後発送。

［ココに注目！］問診後に薬剤師から連絡も

年中無休の電話相談サービス（9時〜18時）も開始。直接Amazonファーマシーに勤務する薬剤師に相談できる。

文／編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。