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2017.10.19

知られざるアウトモビリ・ランボルギーニのSUV『LM002』

『LM002』の生産終了から25年。アウトモビリ・ランボルギーニから12月4日、サンタアガタ・ボロネーゼにおいて新たなスーパーSUV『ウルス』がデビューする。そんな『ウルス』のワールドプレミアに先立ち、アウトモビリ・ランボルギーニ初のSUV『LM002』をプレーバックしてみよう。

ランボルギーニミュージアムの黒の『LM002』(シャシーナンバー12231)は、クラシックカー部門「ランボルギーニ・ポロストリコ」によって完全復元された、ランボルギーニ初のSUVを代表する一台だ。『LM002』は「the father of luxury SUVs」として広く知られ、都会でも思わず人の目を奪う魅力を備えながら、泥や砂利、雪道でも思いのままに走行できる車だった。

『LM002』の原点は、1970年代後半に進められた軍用高性能オフロード車「チーター」の開発プロジェクトにある。ランボルギーニのエンジニアであるジュリオ・アルフィエリが1981年に同プロジェクトを復活させ、リアエンジンという革新的なコンセプトの『LM001』を開発。 その後パワートレインを前方に配置したプロトタイプのLMAが続いた。最終的な生産 モデルとなったのは1986年のブリュッセルモーターショーで初披露された『LM002』。最終設計でカウンタック・クアトロバルボーレに搭載されていた排気量5167ccのV12 エンジンが、6800rpmで450馬力を生み出した

『LM002』はアルミニウムとファイバーガラス製の車体に四輪駆動トランスミッション、トランスファー、3つの自動式デフロックを備え、最高速度は200km/h以上、120%を超える勾配にも対応できた。特別に開発されたピレリ社のスコーピオンタイヤを装着することで砂の上でも 「浮かぶ」ように走行し、高温の中でも優れた耐久性を実現した。
車体各部はスペインの ビルバオ近くの会社で生産され、製品が半分組立された部品がサンタアガタ・ボロネーゼに送られ、パワートレイン、機械部品との最終組立、仕上げ、検査を経て出荷された。

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