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2017.10.19

おにぎりでアフリカ、アジアの子どもたちを支援する「おにぎりアクション」今年も開催

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆おにぎり写真の投稿で発展途上国の子どもたちの食を支援する取り組み

 世界の人口70億人のうち、食べ過ぎがもとで肥満になっている人はおよそ20億人いると言われる。一方で食べ物が足りずに飢餓に苦しんでいる人がおよそ10億人と言われ、世界中で起きている食の不均衡を改善できないかと2007年に設立されたのが、NPO法人の「Table for Two(TFT)」。2015年に@DIMEでも同団体の取り組みについての記事を掲載した。

 レストランや企業の社員食堂で寄付つきのヘルシーメニューを提供して、このメニューを1食選ぶと20円の寄付ができ、それがアフリカ、アジアの子どもたちの学校給食1食になるという仕組み。日本の1食とアフリカ、アジアの子どもたちの1食を共有することから二人の食卓=Table for Twoと命名された。日本からスタートした活動だが、現在は世界14か国で展開している。2017年6月末時点で約5200万食分の寄付が集まり、アフリカ、アジアの5か国の学校給食を支援している。

 TFTの活動は、子どもたちの栄養状態の改善と、教育機会の提供という大きな2つの意味を持つ。支援していく地域は、その国の中でも特に貧しい農村部で、日常的に食事がないという状況の中で暮らしている。子どもたちは食べるために働きに出て学校に通えない状況があり、満足な教育を受けられないまま大人になり、いつまでも貧困から抜け出せない負のスパイラルがある。それを断ち切るのがTFTが支援する学校給食で、実施した学校の生徒数が2倍に増えたり、進学率が上がったという声が寄せられている。

 中でも顕著な例が、ルワンダのバンダ村。毎日給食があることで村の就学率が50%から数年で100%に、卒業まで在籍する出席率も60%台だったのがほぼ100%まで上がった。この村始まって以来の快挙で、行政もとても興味を示し現地では大きな話題になったという。

 たった20円の寄付で、子どもたちの未来が180度変わる活動として注目されているTFTだが、国連の定めた世界食糧デー(10月16日)を記念して、1カ月半に100万食の給食を届ける「100万食のいただきます!キャンペーン」を毎年実施している。その中でメインの企画になるのが、2015年から始まった「おにぎりアクション」。

 日本の食で世界の食を救えないかと企画したもので、日本のソウルフードであるおにぎりは、だれかのために握ることが多く、だれかのためにとの思いがこもった食べ物をアフリカ、アジアの子どもたちのために届けるというもの。今年も11月15日まで開催している。

 #OnigiriActionをつけてSNSもしくは特設サイトにおにぎりの写真を投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分を協賛企業が寄付するという仕組み。昨年2016年にこの取り組みが一気に拡散し、インスタグラム、ツイッターを中心にたくさんの参加があった。毎日約2000枚の写真が投稿され、インスタグラマーやSNSユーザーたちが、アクションを教え合って投稿。かわいいおにぎり、フォトジェニックなおにぎり、子どもの笑顔などが数多く投稿され、このハッシュタグをつけると「いいね!」がたくさんつくと、何度も投稿する人も多かったという。

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