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2017.10.18

自分のことを「○○さん」と呼ぶとメンタルが強くなるってホント?

 人と話を交わすことは概して楽しいことだろう。仕事で単独の作業をしていた場合などには、ちょっとした雑談が息抜きにもなる。その一方であまり意味のない会話はしたくないという人もいそうだが、こうした日常生活の会話と幸福度を探った興味深い研究が報告されている。

■幸せな人々は普段どんな話をしているのか?

 仕事上で面識のある人や隣人などに出くわした際、挨拶をする場合もあれば、向こうが気づいていないと思えばそのままやり過ごすこともあるだろう。エレベータなどに同乗していた場合は挨拶だけでは手持ち無沙汰になり、天気の話などのちょっとした雑談を交わしたりもするケースもある。

 日常生活の中でこうしたスモールトークが多いかどうかは、その人の生活スタイルや交遊範囲の広さなどでずいぶん違ってくるだろう。そしてこうしたスモールトークが好きな人もいれば苦手な人もいる。

 米・アリゾナ大学の研究チームが2010年に発表した研究では、実際に79人の学生に4日間小型レコーダーを装着してもらって日常生活でどんな会話をしているのかを録音し分析している。そして各人に生活の幸福度を報告してもらったのだ。


MSN」より

 レコーダーは12分30秒毎に30秒間の録音をするように設定してあり、日常生活の中でのさまざまな会話の断片が収集され、4日間の会話の断片はその内容によって分類された。例えば天気の話題のようなスモールトークから、学問の話題や悩み相談などのカテゴリーに分けられたのだ。

 分析の結果、興味深い実態が明らかになった。最も幸せな生活実感のグループでは日常生活の会話の約半分が意味深い内容の会話で、スモールトークは会話の10%を占めるに過ぎなかったのである。

 一方、幸福感が低いグループでは会話の3割はスモールトークが占めていて、意味深い内容の会話は22%しかなかった。

 もともと幸せな環境にある人が意味深い内容の話をしがちなのか、それとも意味深い内容の話をする機会が増えることが幸せな生活実感に繋がるのか? アリゾナ大学の心理学者であるマティアス・メール氏によれば、どちらが先というよりも、意味深い会話と幸せな生活実感は“手を携えて”やって来るということだ。

 もちろん意味深い内容の会話は話す相手を選ぶことになり、時には論争も招きかねない。しかしそのリスクがあっても意味深い会話は相手との結びつきを深め、生活を充実したものにしてくれるということだろう。友人知人や家族との会話において、その内容に少し気を配ってみてもよさそうだ。

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