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2017.10.14

1000万円オーバーだったフルカラー3Dプリンターが60万円台!激安マシン『ダビンチColor』の秘密

■連載/一条真人の検証日記

 3Dプリンタはその登場時に大きな話題となった。3Dプリンタというのは、3Dの物体をプリントするように作成することができるデバイスだ。現在の3Dプリンタが基本的にどのような仕組みになっているか? というと、熱で柔らかくなるフィラメントという素材をあたため、目的した位置に出力している。フィラメントは冷えれば固まり、固形物質になる。

 このフィラメントを出力するヘッドは上下左右に動き、空間のさまざまな場所に出力される。このヘッドをコントロールするベースは一般的にはCADソフトで行う。これは3Dプリンタによって対応する3Dソフトが違い、それが3Dプリンタの作業環境を左右したり、活用範囲を決めたりしたりもする。

 現在、開発レベルの3Dプリンタでは、作成したモデルデータを大量生産する会社に送り、発注することができるものもある。開発レベルという話をしたが、現在の3Dプリンタは製品開発のための試作品の作成に使われることも多い。

 また、3Dプリンタはデジタルデバイスであるため、進化が速い。そのため、現在ではテック工房というようなものが流行している。これは3Dプリンタやレーザーカッター、溶接などの工作機器が置かれたレンタルスペースで、一定の料金で製作作業を行うことができるというものだ。最近ではスタートアップ企業などが、製品開発のため、サンプル作成のために利用する例も多い。このようなテック工房はアメリカに多く、たとえば「TechShop」というテック工房があるのだが、これは日本にも進出していて、六本木にもあったりする。

 このTechShopは特定の機材を使用したい場合、数時間のセミナーを受けなければならないので、安全には十分に配慮されている。

 さて、個人が自分で3Dプリンタを購入して使用するというのも当然、あるのだが、3Dプリンタはその構造上、わりとサイズが大きなものなので、置き場所に困る場合が多い。そして、デジタルデバイスなのでモデルチェンジも速い。このようなテック工房の登場によって、自分では購入せず、必要なときだけ3Dプリンタを借りるという利用スタイルも選択できるようになってきている。

 3Dプリンタの進化は速いわけだが、最近、また1つ次のステージに進んだ製品がxyzprintingからリリースされた。ちなみにxyzprintingは日本のコンシューマー市場では非常にポピュラーなメーカーだ。この新製品はフルカラーでのプリントを可能にした製品でありながら、個人でも手が届く価格を実現している。その名も「ダビンチColor」だ。


フルカラー3Dプリンタ「ダビンチColor」。定価69万9800円。

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