
まずはRIZAP成長の軌跡を数字でチェックしてみよう。東京・神宮前に1号店ができたのが2012年2月。そこから5年たらずで、この急成長。果たしてどこまで拡大していくのか?
強烈なインパクトを持ったビフォー&アフターCMで一躍知名度をアップさせたライザップ。実際その成長ぶりはどれほどなのか。
メインの事業であるボディメイクの会員数は上のグラフのように、わずか5年で8万9000人を突破。スタジオ(店舗)も年々増加し、国内ではすでに116店舗となり、海外にも進出している。スタジオによってはトレーニングの順番待ちが出るほどの人気ぶりだ。
基本プログラムは2か月~だが、終了後に継続するゲスト(会員)も増加。目標を達成した後も新たな目標を定め、その達成のために1年以上通う人も多い。具体的な金額は非公開だが、平均利用金額も2013年から約1.5倍に増加。1トレーニングブース当たりの売上高もここ半年で、2倍近くになるなど収益率は伸びている。
さらにライザップメソッドを生かし、ゴルフや英語などの新規事業も拡大。これらも急速に成長し、スタジオを増やしている。またアパレルや出版社などを傘下に収め、多角的なビジネスを展開し投資家からも注目を集めている。
「人は変われる。」をより効果的に実践するライザップは、ゲストの落ちていく皮下脂肪に反比例するかのごとく、ますます勢いを増している。本特集ではそんなライザップビジネスの成功の秘密を解き明かしていく。
【スタジオ】
2012年2月の1号店オープン以来、5年で120店舗と急拡大。ゴルフやイングリッシュなどのスタジオも今後拡大予定。
[ボディメイク]国内外含み120店舗 ※2017年8月時点。
[GOLF]12店舗 [ENGLISH]2店舗 [COOK]2店舗
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