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2017.10.11

妙なこだわりを持つ〝オレ流〟社員が抱く誤解

■連載/あるあるビジネス処方箋

 こだわりの強い社員がいる。自分独自の仕事のやり方や進め方などをして、そのことを上司から直すように指摘されても、決して改めようとしない。周囲の社員や取引先などにも、自分独自の仕事の進め方などを押し付けようともする。そんな権限はないはずなのだが、それでも強引に迫る。

 今回は、妙なこだわりを持つ社員の誤解について、私のこれまでの取材経験などをもとに考えたい。

■自分だけが、こだわりを持っている

「いい仕事をしたい」「満足する結果を残したい」という思いは、大切である。「こういう具合に仕事をしよう」「こんなように進めていきたい」といった熱意も必要だ。そのことは、否定されるべきものではない。だが、こういう姿勢は会社員のほとんどが程度の違いはあれ、持っているものだ。

ところが、妙なこだわりをもち、独自の仕事の進め方をしたりする人は、自分だけが持っていると思い込んでいるフシがある。そして、「なぜ、俺の言うことを認めないのか!」と言わんばかりに上司や周囲に迫る。これを繰り返すから、反感を招く。それでもなおも、妙なこだわりを持ち、勝手に強引に進めるから、一段とひんしゅくを買う。本来は、ここで態度を変えるべきなのだが、周囲のことに配慮する力が弱い。むしろ、浮いた存在になることを「個性」と信じ込み、「自分はほかの社員と違うことをしているから、すごい!」とまで思い込む。実は、反感を招いているだけなのだ。

■こだわりが孤立を招く

仕事への強烈な思いを持ち、職人気質で取り組むことは必要ではあるが、会社はある意味で職人の仕事の進め方などを否定した組織である。職人が数人で仕事をしているだけで、業績を大きく発展させていくことは難しい。全国や海外展開などは、まず無理だろう。数人では、どこかのタイミングで頭打ちになる可能性が高い。だからこそ、会社は組織としての理念や使命を社員間で共有する。社員には、組織人であることを強く求める。上司を中心としたチームの中で、報告・連絡・相談などを密にしつつ、仕事の高い成果を上げることが必要になる。チームプレーをすることが常に求められ続ける。

 周りに配慮することなく、妙なこだわりを持ち、職人のようながんこさを持つとマイナスにすることがありうるのだ。だが、この会社のからくりや仕組みを本当の意味で理解しようとしない。周囲に配慮し、敬意を払わなければ、自分が認められることなどありえないのだが、そのこともわかっていない。妙なこだわりを捨てないからこそ、孤立化することにも気がついていない。むしろ、「自分を認めない周囲に問題がある」と思い、ますます、こだわりを持つ。

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