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2017.10.10

マーケティングトップに聞く、ファーウェイ躍進の舞台裏と次なる戦略とは?

日本に暮らしているとスマートフォンと言えば、真っ先に思い浮かぶのがiPhoneだろう。しかし、グローバルに目を向けてみると、スマートフォンマーケットは大きく変化してきている。米調査会社Strategy Analyticsが発表した第2四半期(4~6月)の世界でのメーカー別スマートフォンの出荷台数に関する調査結果は以下のようになっている。


2017年4~6月の上位5社の出荷台数(資料:Strategy Analytics

順位は1位から、韓国Samsung Electronics、Apple、Huawei、中国OPPO、中国Xiaomi。日本メーカーが5位以内に一社も入っていないことは残念だが、Huaweiの伸びが顕著で、AppleとHuaweiのシェアの差はわずか0.7ポイントに縮まった。

ファーウェイといえば、ほんの数年前まではWi-Fiルーターなど大手キャリアのODM製品が中心で、日本ではその名を知られていなかった。しかし、ここ数年の間に、コンシューマー向けの製品で目覚ましい躍進を遂げ、スマートフォンのグローバルシェアで3位に上り詰め、今やAppleに迫りつつある。その躍進の背景にどのような取り組みがあったのか? コンシューマービジネス部門でマーケティングのトップとしてグローバルセールスを統括するJim Xu氏に話を聞いた。


Huawei Consumer Business GroupのPresident, Marketing and Sales ServiceのJim Xu氏

■躍進の秘密は品質管理とアフターサービス

―― ここ数年、目覚ましい躍進ぶりですね。特に昨年度世界で1000万台以上売り上げた「HUAWEI P9」はデュアルカメラを搭載し、ライカとの提携を発表したインパクトのあるモデルでした。どのような販売戦略を描かれていらっしゃるのでしょうか?

Xu氏 Huaweiのブランドでスマートフォンを作ることにしたは、実はほんの5年前です。弊社は新参者ですので、これからオープンマーケットで消費者に選んでもらうためには、この2つことに注力しました。

 1つ目はしっかりとした品質保証体系を構築すること。

 2つ目は各国におけるアフターサービスを強化することです。

 そして他社と差別化するために、カメラ、デュアルSIM、長時間バッテリーなど、基本性能の向上にも取り組みました。さらに他社のようなブランド力がない代わりに、ライカとの協業によるカメラ品質の向上や、AI対応のチップセットをいち早く開発するなど、高い技術力でという強みを生かし、基本性能の向上に取り組みました。

 グローバル市場で、サムスンやアップルと競うにはブランドが重要になってきます。弊社はP9でライカと業務提携することでカメラの品質とブランドを格段に上げることに成功しました。また製品が優れていることはもちろん、コストパフォーマンスも重要です。高い技術と性能、品質を備えながら、かつ手頃な価格で届けることができれば、おのずとグローバル市場でHuaweiの価値を出すことができると考え、取り組んできた成果だと思います。


昨年発売され、世界で1000万台以上を売り上げ、Huaweiブランドを世界に知らしめた人気モデル「P9」

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