人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Microsoftとライセンス契約も!最先端を行く障害者就労支援施設に密着

2017.10.09

 障害者対象の就労支援施設は、具体的に何をやっているのだろうか。

 それらは、健常者がやる仕事よりも遥かに簡単なものであるというイメージを抱きがちだ。クッキーや石鹸を作り、それを無償で提供されたスペースで販売する。バザーやフリーマーケットの延長線上のような光景が、そこにはある。

 しかし、本当にそれだけなのか?

 障害者は健常者よりも複雑で重要度の高い仕事ができないと、誰かが定義付けたわけではないはずだ。社会的責任が極めて大きい仕事をこなし、さらに名だたる大企業からの依頼がひっきりなしにやって来る就労支援施設が東京都内にあることを、読者の皆様はご存知だろうか。

 それがこの記事で紹介するNPO法人『自立支援センターむく』である。

■Microsoftとライセンス契約

 古くなったPCを新しいものに買い換える場合、ひとつの問題が発生する。

 それは古いPCのデータ消去に関するものだ。いらなくなったPCは、言い換えれば「個人情報の宝庫」である。悪意ある者がこれを手に入れ、データ復元をすることはとくに難しいことではない。

 企業にとっては死活問題だ。廃棄PCからその企業の機密情報が漏洩した事件は、実際に発生している。

「この一角のPCは、A社から引き取ったものですね。ああ、この列のものはB社から。解体作業はすべて、この建物内で行います」

 ここは都営地下鉄新宿線東大島駅の傍らにある商業施設『トニ・ワンビル』の一室。自立支援センターむく理事長の木村利信氏は、どこか楽しそうな表情でそう説明した。

 ちなみに「A社とB社」は、日本人なら誰しもが知っている国内IT企業である。PCの引き取りは無料で行うとのことだ。

 これを解体して、部品からは換金できる金属を取り出す。もちろん、それをする前に引き取ったPCのデータを完全消去しなければならない。

 つまりこの部屋で筆者が目の当たりにしたのは、膨大な量の機密情報なのだ。ブラックハッカーにはたまらない光景だろう。

 だが、むくのPC工房では極めて厳重なセキュリティー下でデータ消去の作業が進められている。そしてその上で、再生可能のPCは新たなOSを搭載され商品となる。むくは中古PCの販売事業も手がけているのだ。

「我々は、Microsoft社のパソコン再生プログラム(MRR)のライセンスを取得しています。ここで再生したPCのOSは、Microsoftから直接提供されます」

 すなわち、むくの中古PCはMicrosoftの正規認証製品なのだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年7月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は超強力なUSBモバイル扇風機!大特集は「夏の新製品辛口評価テスト」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。