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床や壁がアレルゲンを抑制!日本初の環境アレルゲン軽減タイル「アレルピュア」

2017.10.05

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆ロングセラー「エコカラット」のLIXILが打ち出す新しい機能性タイル

 LIXILが1999年に発売した調湿建材の壁タイル「エコカラット」は、今年で18年目を迎え今でも売上は年々2ケタ成長しているロングセラー商品。床タイルも汚れに強い「マイクロガードフロア」、素足で踏んでも冷たく感じない「サーモタイル」、今年3月には防汚性では最上位の「スーパークレイズ」を発売。機能性タイルに実績のある同社が今年10月から発売するのが、スギ花粉やダニのふんや死がいなどのハウスダストといった環境アレルゲンを抑制するタイル「アレルピュア」だ。

 戸建住宅市場では、住宅戸数の減少に加え、内装は樹脂パネルや壁紙、外壁はサイディングが多くなり、タイルそのものが使われていない現状がある。戸建住宅でタイルが貼られる比率はいまや1割に満たないと言われているほど。こうした逆風の中で、同社は戸建住宅戦略として新規需要創造に向けた取り組みを行っており、そのひとつが技術イノベーションで機能価値を高め、他素材との差別化を図るということ。調湿、防汚、保温に続いて、新しく着目したのが環境アレルゲンを抑制するタイルで、日本初の機能となる。

◆タイル表面にコートされた抗アレルゲン剤が環境アレルゲンの働きを抑制

 アレルピュアはタイルの表面に抗アレルゲンを配置してコーティング、環境アレルゲンがアレルピュアの表面に接触することでその働きを抑制する。抗アレルゲン剤をタイルの上に効果的に配置して耐久性のある形に固着させたのはLIXIL独自の技術で、開発は2011年から始まり、性能の高い抗アレルゲン剤をどのようにタイルの表面に配置すれば効果的な性能が出るか、タイルの性能とどう両立させるかという部分の開発にかなりの年数を要したという。

 セラミックとして完成したタイル上に抗アレルゲン剤をコーティングして、熱硬化で塗膜を固定化。厚みは数ミクロンという薄い膜で見た目は普通のタイルと変わらない。自社の試験では約30年でも性能があることを確認しているという。また、NPO法人「アトピー協会」の推薦品マークも取得している。

 環境アレルゲンは花粉やダニのふん、死がいに含まれているタンパク質。タイルに接触した環境アレルゲンは抗アレルゲン剤により構造の一部の結合を切ることで形が変わり、アレルゲン物質の働きを抑制するという仕組み。外部試験機関においてELISA法と呼ばれる、アレルゲン低減率試験でも低減性能を確認した。

 また社内実証テストでは、ダニチェッカーである「ダニアレルゲン判定キット」を用いたテストも行っている。通常タイルとアレルピュアのそれぞれの表面にダニアレルゲン抽出液を滴下して1時間放置。その後にチェッカーでアレルゲンの存在を確認するテスト。通常タイルではアレルゲンの存在を示す赤い線が出現(ダニチェッカー画像の“T”の部分)。アレルピュアではアレルゲンの存在は確認できなかった。

 

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