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2017.10.03

NECがしゃべるポスターや個人ごとの道案内などが可能な音響AR技術を発表

NECはヒアラブルデバイス(無線イヤホン)を活用し、現実世界に音情報を付与(デジタル化)することで、マーケティングの高度化、業務効率化、案内サービスの提供などを実現する音響AR(拡張現実)技術を開発した。同社では、この技術を耳音響認証技術(注1)、屋内位置測位技術(注2)、バイタルセンシング技術などと組み合わせたヒアラブルプラットフォームサービスとして、2018年度の事業化を目指すとしている。
(注1)人によって異なる耳穴の形状を音で識別する生体認証技術
(注2)地磁気を活用して屋内の対象者の位置を正確に測定する技術

この技術は、3次元的な音の方向感や距離感などを仮想的に再現することで臨場感のある音場を表現する「立体音響」と、ヒアラブルデバイスに搭載された9軸モーションセンサ(注3)を活用して顔の向きや移動方向に関係なく、音源を任意の位置に固定する「音響定位」をワイヤレスで実現する世界初の技術だ。
本技術を活用することで、例えば施設内において展示品やポスターなどのモノが個人に直接話しかけるといった個人のニーズに沿ったプロモーションや、人それぞれの目的に沿った誘導・道案内などが可能になる。
注3)加速度センサ×3、ジャイロセンサ×3、地磁気センサ×3により、顔の向き・姿勢・移動情報などの常時検出が可能

また、ヒアラブルデバイスから得られる生体情報や音声、活動状態などに関する情報を活用することで、生活や仕事における様々な活動を妨げることなくサービスの利用が可能となる。例えば、スマートフォンの画面の注視により思わぬ怪我や事故につながりかねない「歩きスマホ」の対策にも貢献できるという。

同社では「今後、ヒアラブルデバイスを活用した画面を必要としない新たなコンピューティングスタイルを提案しながら、次世代通信規格5Gや他のIoTプラットフォームサービスとの連携による新たなソリューションの創出を推進していきます」とコメントしている。

関連情報

http://jpn.nec.com/

文/編集部

 

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