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2017.09.28

ベジタリアンはSNSで料理写真を投稿しないほうがいい?

 ストレス解消の方法はいろいろあるが、一部にとって“わかっちゃいるけどやめられない”のが、ストレス解消が食べ物に向かってしまうことだろう。食べることでストレスを解消する行為の厄介なところは、一時の感情に支配されてあまり自覚のないままに行なってしまうケースがあることだ。そして我々のイメージよりもはるかに“ヤケ食い”が蔓延していることが最近の研究で報告されている。

■成人の38%がストレス解消のために“ジャンクフード”を口にしている

 心配事やストレスなどがある時に気を紛らすために食べることは感情的摂食行為(emotional eating)と呼ばれていて、つまり“ヤケ食い(stress eating)”に近い意味がある。もちろんストレスが解消できるのであればメンタルの健康にとって良いことではあるが、身体のほうは別の問題に直面することは火を見るより明らかだ。

 しかしこの感情的摂食行為は世に広く浸透していて、アメリカ心理学会の調べでは成人の38%がストレス解消のために何らかの“ジャンクフード”を口にしているという。そしてこの春にはオーストリア・ザルツブルク大学の研究チームが、気分と不健康な摂食習慣の関係を探った研究を発表している。


Medical Daily」より

「空腹が原因ではない摂食行為に着目しました。感情的摂食行為はすぐに手が届く快適な食べ物(ジャンクフード)によって高められた食欲に関係があると考えています」と研究を主導したイェンス・ブレッヘルト氏は語る。

 女性は摂食障害の影響を受けやすいこともあり、研究では主に女性の摂食行為を分析している。実験室での実験と“食事日記アプリ”に記されたデータを用いて、女性の食生活と感情との関係が考察された。

 同大学が実施した以前のオンライン調査で、幸せな気分でいる人々が食べている量を基準にすると、恐怖あるいは怒りを感じている人は食事量が少ないことが分かっている。

 人は恐怖に襲われると闘争・逃走反応(fight-or-flight response)が引き起こされ、アドレナリンとコルチゾールが放出される。この時のコルチゾールによって身体がいつでも動けるようになることと引き換えに食欲を抑制していると考えられる。戦うか逃げるかする可能性があるときには、確かに食がすすむ筈もないだろう。

 その一方で、悲しみと失望(フラストレーション)に襲われている場合は食事量が増えることが今回の研究で突き止められ、過食症に繋がるものにもなることが示唆されることになった。

 過食症は特に10代後半から20代前半の女性に多いと言われていることから、この時期の女性の精神状態の理解が治療法の開発に繋がるものとして期待されているようだ。ヘコんでいたり悔やんでいる時に“ヤケ食い”したくなるのは人情というものかもしれない。しかしながら運動や入浴など、食べる行為以外でストレスを解消できる手段も身につけておきたいものだ。

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