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AI研究の第一人者・中島秀之教授に聞くAIの進化史

2017.09.28

■人間を知りたいからAI研究

 AIとは“自ら考える力を備える”コンピュータシステムである。まず約40年間にわたってAIの研究に携わる中島氏は、その意義を語りはじめる。

「AI研究に取り組む大きな理由は、人間の脳をコンピュータ上に実現してみたいという思いからです。人の知能の仕組みを知りたい、つまり人間を知りたい。心理学では限界があるので、人の脳により近いものをプログラムして、その振る舞いを観察し、人間への造詣を深めようと。

 もう一つの理由は、知的なシステムが欲しいという社会のニーズ。効率を上げるために産業界も必要としているし、社会の発展のためにAIは必要とされています」

 実はAIはこれまで、何回かブームがあった。

「1956年にアメリカで開かれたダートマス会議で、計算機科学者のション・マッカーシらがAI(artifical intelligenc)という言葉を考案して。コンピュータは記号処理できる、知能をプログラムすれば、人間の脳と近いものができるんじゃないかと、当時はかなり楽観的でした。

 知識を記号に置き換えれば、知的な会話も可能ではないかという論文も発表されましたが結局、人の意志や考えを翻訳するには、その裏に膨大な知識がないと文章解釈ができないわけで。知識や常識をどうコンピュータに取り組むかという問題には、ぶ厚い壁があることがわかり、第一次AIブームはしぼんでしまった」

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