
ビジネスパーソンは見た目が重要といわれる中、エグゼクティブ層の中には男性でも美容外科に通い、積極的に見た目をケアしている人もいるという。実際、どんな美容ケアをしているのだろうか。男性も多く通う、田園都市線沿線にある美容クリニックの院長に、エグゼクティブ層のたしなみや日常ケアのトレンドを聞いた。
■エグゼクティブ層が受けている美容術
管理職や役員などの、いわゆるエグゼクティブ層と呼ばれる男性たちは、どのような目的で美容クリニックに通っているのだろうか。あらおクリニックの院長である荒尾直樹先生は、エグゼクティブ層の人が来院してよく受ける施術とその傾向として次のことを挙げる。
●シミの治療(Qスイッチレーザー)/シワの治療(ヒアルロン酸・ボトックス注射)
「ビジネスの基本は身だしなみ。エグゼクティブ層の方は、そのことをよく理解されています。服装や清潔感に気を遣うのと同様に、現代ではお肌のケアも重要な要素となっています。シミやしわがあると疲れて見えたり老けて見えたりする原因にもなります。これはアメリカのエグゼクティブ層から始まった潮流ですが、若々しいルックスでいることが仕事の成功につながるのだそうです。シミのレーザー治療は1度で済みますし、シワも年に1度程度の注射で改善可能。非常にコストパフォーマンスがいいんですね。そのことをエグゼクティブ層はよく分かっていらっしゃるんじゃないかと思います」
●医療レーザー脱毛
「青々としたヒゲをレーザー脱毛することで、清潔感が出るのと同時に朝のお手入れの手間が短縮されます。手の甲やスネ、胸毛も適度に脱毛されているとカジュアルスタイルでも爽やかさがアップしますね」
●にんにく注射
「自分の体調をマネジメントできるのも、エグゼクティブ層には必須要件です。遅くまで付き合いで飲んだり残業が続いたりしたときに、にんにく注射は即効性があるので人気です」
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