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2017.09.22

日本人起業家が「世界で勝つ」ために必要なことは?

 ITを中心に現存するビジネスモデルを壊してしまいかねない、革新は「破壊的(ディスラプティブ)イノベーション」と呼ばれ、新たなビジネスを世界的に成功させようとする上でも重要だと語られてきた。またベンチャービジネスやスタートアップへの出資の文脈からも注視されてきた。

 アメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーを震源地として、GoogleやFacebookなどテクノロジージャイアントと呼ばれるまでの企業を輩出し、ビジネスを革新する原動力となってきたのは起業家達だ。優れたその人材がイノベーションを推進する原動力となってきており、いわゆる「お手本」だと目される向きもあったが、気になるのは日本の環境だ。

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が8月31日、9月1日に最新の研究成果を発信する展示会「イノベーション・ジャパン2017」を開催した。国内のベンチャー、スタートアップを取り巻くその環境を知る上で、「イノベーション・ジャパン2017」でのNEDOシリコンバレー事務所の亀山慎之介所長の講演が興味深かったのでご紹介しよう。

■日本人の能力は世界的起業家にも劣らないが、「世界で勝つ」にはモーレツに働くことも必要か?

 「世界を変えるシリコンバレーのイノベーション」と題した同講演で、亀山所長は世界市場への大きなインパクトの震源地でもあるシリコンバレーを、世界最速で、ヒト・モノ・カネが好循環しているところと紹介した。特に人材について、「世界から優秀で多様な人材が集結しており、外国人が非常に活躍している」(亀山所長)とした上で、米ヤフーの元CEOであるマリッサ・メイヤー氏などのエピソードを交え紹介した。

 亀山所長は、シリコンバレーと日本での人材の差についての質問に答えて「日本人も能力では、決して劣っておらず、勤勉でもある」と話し、能力的な要因を否定した。アメリカや中国、インドなどとも並んで日本からも、世界的なビジネスに影響を与えられる起業家も登場するかもしれない、そんな期待も持たせられる見解でもありそうだ。

 ただ、亀山所長によれば、シリコンバレーでは、結果を出す起業家は、モーレツに働いてもいるという。たとえば、米ヤフーの元CEOであるマリッサ・メイヤー氏は、一週間に120時間も勤務していたエピソードを亀山所長は紹介。メイヤー氏は出産前日に経営会議やテレビにも出演していたといい、「日本政府が取り組む働き方改革は素晴らしい取り組みだと思うけれども、状況によってはハードに働くことも世界と戦うためには必要なのではないか」(亀山所長)とした。

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