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個別化する訪日中国人の需要が浮かび上がる「行きたい」ランキング(2017.09.13)

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日本政府観光局が8月16日に発表した7月の訪日外国人客数は、前年同月比16.8%増の268万2000人。これは今年4月の257万9000人を上回り、単月として過去最高を記録した。これを国・地域別にみると、中国が前年同月比6.8%増の78万800人と1位を獲得。次いで韓国、台湾、香港の順だった。
ホットリンクグループであるトレンドExpresは、そんな中国のSNS上のクチコミを元に、約半月後に迫った「国慶節」(10月1日~8日)の訪日中国人の消費予測を発表した。

国慶節期間に行きたい場所TOP10(カッコ内は書き込み件数)

「(2017年の)国慶節に訪日旅行に行く」という書き込みのうち、その目的地のわかるものを集計しランキングを作成した。結果は1位「東京都」、2位「奈良県」、3位「京都府」、4位「北海道」、5位「沖縄県」とインバウンド市場の盛り上がりを見せる各地が並ぶ。また今年は、2016年の同調査では見られなかったピンポイントなスポットが複数ランクインする結果となった。2016年と2017年の結果を比べたところ、2016年は都道府県が並んだが、本年は6位「那覇」、7位「宮古島」、9位「富良野」といった、人気旅行地の「沖縄県」「北海道」に含まれる地域がランクイン。訪問先を事前に調べて、目的地を細かく定めて訪日する観光客が増加している可能性がある。また、言及されているスポットの総数は2016年の18箇所から39箇所に増加。訪日旅行客の需要の細分化が推察できる。

国慶節期間に日本で買いたいものランキング

アンケートで、「日本で一番買いたいもの(単独回答)を聞いたところ、1位「化粧品」、2位「日本の服」、3位「ベビー用品」となった。「化粧品」「ベビー用品」はトレンドExpressの毎週のクチコミ集計でも上位によくランクインするアイテムだ。その中で「日本の服」というファッションカテゴリのアイテムが2位にランクインしたことが2017年の特徴といえる。2016年の同様の調査(回答は選択肢から一択)では「ファッションカテゴリ」のアイテムは全体の9位にとどまっていたからだ。2017年の「日本の服」に注目する消費者の年代を回答から確認してみると、19~24歳、25~34歳、35~50歳それぞれの年齢層で15%前後の回答がある。年代を問わず、昨年よりも日本のファッションに注目が集まっていることがわかった。

そのほか、5位「美顔器」、6位「腕時計」、8位「オニツカタイガー」、14位「ミラーレス一眼レフカメラ」がランクインしている。親族友人へのお土産だけでなく、「自分のためにこれだけは買っておきたい」と考えての消費が起きているとも考えられる。クチコミを見たところ「日本へ行ってカメラを買いたいけど、言葉ができないから無理だな」という書き込みもあり、訪日外国人が増加し通訳対応がスムーズになってきている現実がありながら、それを知らず不安を感じている人もいるようだ。衣服に関しては「日本の服は安い」という声や、レンタルかもしれないが温泉で子供に甚平を着せて「日本の子供みたい!」と楽しんでいる様子が見られた。

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