人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.09.13

どうして深夜に突然〝ドカ食い〟したくなるのか?

 連休中などに夜中に小腹が空き、深夜営業のラーメン店や牛丼店などへと行ってみると意外にもお客が多くて驚いたことはないだろうか。コンビニに深夜に訪れる客もまた一般のイメージよりけっこう多かったりするものだ。飲んだ後の“シメ”が欠かせないという人もいるだろう。どうしてこうも夜中についついボリュームがあるものを食べたくなるのだろうか。

■深夜12時〜3時に「油っこい、脂肪分が多い、砂糖が多い」食べ物が好まれる

 いわゆる“シズル感”溢れる料理写真は、まるでポルノグラフィーを目にしたのと同じような欲望をかきたてることから“フードポルノ”と名づけられて久しく経つ。そして最近はどういうわけか(!?)テレビの深夜帯に放映されるグルメ系のドラマやバラエティが少なくないことから、これらの番組が「飯テロ」や「夜食テロ」などとも呼ばれている。

 こうした深夜番組に図らずも“欲情”してしまうほど、どうして夜中に“ドカ食い”したくなるのか? この謎に迫った研究がこれまでにもいくつか報告されている。

 2014年に健康系アプリのサービスを提供している「Jawbone」がユーザーに対して1日の中での食習慣についての調査を行ない発表している。

 収集したデータを分析した結果、ある意味では当然な感もあるが、時間帯によって好まれる食べ物や飲み物があることが傾向として浮かび上がっている。コーヒーは午前中に飲むことが好まれ、ビールは午後以降に飲むことが好まれるといった傾向に加え、どういうわけか深夜12時から午前3時の間は「油っこい、脂肪分が多い、砂糖が多い」食べ物が1日の中で一番好まれていたのだ。とすれば、確かに深夜のラーメン店や牛丼店が賑わっているのも不思議ではないということになる。


The Atlantic」より

 米・マサチューセッツ州ボストンのブリガム&ウイメンズ病院の研究チームが2013年に発表した研究では、実験参加者に施設に2週間滞在してもらって睡眠と食習慣の関連を探る実験が行なわれている。実験の結果、我々は1日の中で午後8時以降に最も空腹を感じることがわかったという。特に糖分、塩分、炭水化物への欲求が高まるという。

 この現象は副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの分泌があまりエネルギーを必要としない夜に低下することに起因するものだと考えられ、そのまま眠りに導かれていくには都合が良いのだが、血糖値が低いままずっと起きていると食欲がかきたてられてしまうということだ。

 また2012年の米・コロンビア大学の研究では、睡眠不足の状態の脳はジャンクフードなどの高カロリー食品の画像により目を奪われていることが報告されている。睡眠不足の脳は理性的な意思決定を損なうと考えられ、即物的な欲望に支配されやすくなると説明している。

 つまり無理せず健康を保ち体型を維持するためには、夜はなるべく早く寝ることが求められているということだろう。深夜のグルメドラマは録画して見るに越したことはなさそうだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年12月15日(土) 発売

DIME最新号の特別付録はCOMPLYの「高級イヤーチップ」!大特集は「<超保存版>2019年トレンド大予測」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ