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2017.09.07

広がりを見せるセラピーアニマル、「動物介在プログラム」の実態

■連載/ペットゥモロー通信

老人ホームや病院、障害者施設、学校などを訪問する動物介在プログラム*は各地で行われており、30年ほど前に日本にも導入されて以来、少しずつ広がりを見せてきた。アメリカにおいてはより活発な活動が行われており、その人気も高まっているという。

そのアメリカにおいて、タフツ大学の人と動物との相互関係研究所(Tufts Institute for Human-Animal Interaction)が、動物介在プログラムを取り入れている同国内の病院と高齢者施設、そしてセラピーアニマルを扱う団体について、それぞれが活動を取り入れる、または活動を行う際に、欠くことのできない動物の健康や行動に関するポリシーをどのように設定しているかを調査したそうだ(*1)。

その際、アメリカン・ケネル・クラブ・セラピー・プログラムのような全国的な組織、またはそういった組織に加入しているグループは、ポリシーについては容易に内容を確認できるため、調査からは除外されている。

それ以外にあたる45の病院、同じく45の高齢者施設、そして27のセラピーアニマルを扱う団体からの回答を集計した結果には次のようなものが見られる。

まず、動物介在プログラムを取り入れる病院や施設について。

動物介在プログラムに関して、何のポリシーも作成していないという病院が4%あり、高齢者施設では22%となる。また、セラピー活動をする動物に関して、最小限の書面での健康記録しか要求しないという病院が16%で、高齢者施設では40%。そして18%の病院、および2%の高齢者施設では盲導犬や介助犬のようなサービスアニマルのみを許可しており、セラピーアニマルについては許可していないという結果になった。

次にセラピーアニマルを扱う団体については以下のとおり。

動物介在プログラムに参加するにあたり、その動物に対して事前に動物病院で検査を受けることを要求している団体が74%であり、24%は検便を特に必要としておらず、7%は狂犬病予防ワクチンを要求していない。また、動物介在プログラムに参加する動物の食事が生食メインであった場合、それを70%の団体は許可しているが、19%は禁止している。

生食は、カンピロバクターやサルモネラ、クリプトスポリジウムなどのバクテリアが混入している可能性が高くなる分、人と動物との何らかの感染の問題を考えた時、免疫が無防備状態の人にとってはリスクが高くなるとのこと。

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