人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2017.09.03

インスタント麺を作りながらできる大人の自由研究

■連載/大山即席斎の“三ツ星”インスタント麺

夏休みももう終盤になってしまったが、少なからぬ学生さんたちは夏休みの宿題がたまっていてあせっているのではないだろうか。

自分が子供の頃はたいてい、怠け者の主人公がやるべき宿題の山を前にしてあせるというマンガが雑誌に何本も掲載されていたものだ。このような情景は、近年だとアニメの「ちびまる子ちゃん」くらいでしか見てないが、現代の小中学生の宿題事情はどうなっているのだろうか。昔ほど分厚い課題は出ないとも聞くが。

高校を卒業して半世紀も経つと、むしろ夏休みの宿題を積極的にやってみたくなる。文章を書くことに慣れた今となっては、なんであんなに絵日記や読書感想文を書くのに手間取ったかが不思議だ。特に感想文は、文字だけの本を読むこと自体が苦痛だったので、感想文は本をななめ読みし、おおまかなあらすじに数行の感想を付け加えただけだったものを提出したものだ。今だったら逆に教師がうざったく思うようなくどい感想文を書いてしまうような気がする。

自由研究も悩みどころであった。ほかの宿題と違って「自由」であることが子供たちを苦しめた。昆虫採集や星の観察など、すでに自由研究向きの趣味を持っている者はいいけど、凡庸な子供にとっては研究テーマを決めるのが一大事だった。アサガオの観察みたいに夏休み中毎日やらなければならないテーマは絶対にやりたくないし、そもそもお盆過ぎになってもテーマすら決まってなかったりすることがあったので植物の観察は無理だ。なので、短時間で決着し、そこそこ科学的な解説を加えられるテーマが見つかったらしめたものだ。

で、今回はラーメンづくりの工程で偶然気づいた、紫キャベツを使った色変化の実験を紹介しよう。

この紫キャベツによる色変化は、当連載で以前取り上げたアイドルグループ「です。ラビッツ」のPRビデオ収録中に偶然起こった。

グループの紫担当メンバーゆずちゃんが、自分の担当色から紫キャベツを、名前からゆず(とレモン)をラーメンの具としてチョイスしたのだ。

まず紫キャベツを下茹でしていたら湯が青紫色に変化してビックリ。でも面白いのでそれをそのままラーメンに使用し、麺の上にレモンを載せてゆずの果汁を搾りかけたところ、青紫がロゼワインみたいな明るい赤紫色に変化したのだ。

これを見て、昔見ていた図鑑に紫キャベツを使って酸性・アルカリ性を調べることができると書いてあったのを思い出した。

調べてみると紫キャベツに含まれるアントシアニンという物質が酸性かアルカリ性かによって色が変化するという原理が関係しているらしい。

このことを確認するためにラーメンを作るついでに紫キャベツの色変化実験をやってみよう。

用意するものは、塩ラーメン・紫キャベツ・酢・レモン・重曹。酸性の試薬として酢とレモンを、アルカリ性の試薬として重曹を用意した。つゆにつく色を観察したいので、できるだけ透明度の高い塩ラーメンを使用したい。

今回用意したのは。

◆藤原製麺「札幌円山動物園ラーメン塩」

通称「白クマ塩ラーメン」。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年1月16日(水) 発売

DIME最新号の特集は「あなたの願いをかなえる神ガジェット100!」「ニトリVS無印良品のコスパNo.1商品対決」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ