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二度と迷子にさせない、保護犬を迎える飼い主の誓い

2017.08.31

■連載/ペットゥモロー通信

「私にとっては、犬と言えばミックス犬というイメージで、彼らの人懐こくて憎めないところがなんとも言えません」とおっしゃる“きなぴい”ママさんは、子どもの頃から犬に囲まれて育ち、成人してからもボルゾイやアメリカン・コッカー・スパニエル、柴犬のミックスにミニチュア・ダックスフンド…と犬がいる生活を続けてこられた。

柴犬ミックスは自宅近くに捨てられていたコで、そのコが13歳になった時には、散歩中に迷子犬らしきミニチュア・ダックスフンドと遭遇。体中油まみれで汚れており、肋骨も浮いて見えるほど痩せていて、放浪生活をしていたことがうかがえた。そのまま保護をし、動物病院で診てもらったところ、おそらく10歳くらいであろうと。

きなぴいママさんはポスターも作って飼い主を探してみたものの、見つからずじまいで、結局、そのM・ダックスフンドは“ラッキー”と名づけられ、きなぴいママさん宅に引き取られることになった。

先住犬の柴犬ミックス“ポイ”とは、同じシニア犬ということでか、何の問題もなく仲良く暮らすようになったそうだ。


上:ポイ(柴犬ミックス)、下:ラッキー(ミニチュア・ダックスフンド)。ラッキーはこの写真を撮った1週間後に亡くなってしまった…/©K.P.M

それから3年。ポイは天寿をまっとうし、ラッキー1頭の生活となった。が、ある日のこと、仕事に出かけるきなぴいママさんを元気に見送ったラッキーは、きなぴいママさんが帰宅した時、玄関ですでに息絶えていたのである…。

ラッキーには心臓の持病があった。引き取って以来、ずっと心臓病の薬を飲ませていたそうだが、発作を起こし、体がそれ以上は耐えられなかったのか…。玄関にいたということは、きっと、きなぴいママさんの帰りを待ち続けていたのだろう…。一緒に暮らした年月は短くとも、ラッキーにとってきなぴいママさんは誰よりも頼れる人だったに違いない…。

「とてもショックで、もう二度と犬は飼わないと思いました…」

1つの命を亡くしたことで、次の命を受け入れられなくなるケースもあれば、新たな命を迎え入れることができるケースもある。その後5年ほど、きなぴいママさんは犬と暮らすことはなかったそうだ。

しかし、時が経つにつれ、元来の犬好きの芽が頭をもたげ出す。

「自分の年齢のことも含め、いろいろ心の葛藤はあったんですが、主人の『そんなに飼いたいのなら、飼えば?』という言葉に後押しされて、前に進むことができました」

そうおっしゃるきなぴいママさんは、早速、犬探しを始めた。

「元々は中型~大型のミックス犬が好きなので、ブリーダーやペットショップからという考えはまったくありませんでした。自分の年齢や体力的なことも考えて、10kg前後の犬が最適かと、保護団体のブログを見て回るようになったんです」

そして、保護した犬の預かりボランティアをしている人のあるブログを見た時、きなぴいママさんは1頭の犬の写真に目が留まった。

「一目見ただけで、『このコは私のところに必ず来る!』と確信めいたものを感じました」

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