
バッテリーと電子デバイスの進化で、水遊びに革命が起きている。新たなアイディアが続々誕生しているが、製品として今すぐ購入するのが難しいケースもまだ多い。
クラウドファンディングなどを通じて商品化を図っている場合、ウェブサイトから状況を確認できる。そこで、最新の「ウォーター・アクティビティ・ギア」をチェックしてみた。
1.魚雷のような小型ジェット
魚雷を連想させる水中電動推進機が「スキューバジェット」。チューブ形のバッテリーパックの中にジェット・ドライブ・システムを搭載する。192Whのバッテリーは最大1000 Wのモーター出力ができる。
バッテリーだけではなく、すべての部品が一体型(All-in-one)というのも特徴。スキューバダイビングをはじめとするさまざまな水上レジャースポーツの補助ギアとして装着できるようなアダプターもある。
無線でコントロールするが、リモコンを落とすと自動で止まるのも便利である。多様なモーターの設定で、低速から高速まで楽しむことができ、バッテリーは最長90分まで持つ。最高速度は約11km/h、重さは2.4kgの高性能が自慢。
オーストリアのメーカー「Scubajet」より1190ユーロ(15万3500円)から販売中。