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2017.08.28

新サービスを繰り出すキリンビールの〝身近な幸せ感〟の創出法

 昨年、地域と一丸になってゼロからレシピを作るという前代未聞の取り組みから、47都道府県それぞれの『一番搾り』を発売したキリンビール。「今年はさらにいろいろな形でビール市場を活性化させていきます」(キリンビール商品開発研究所所長・土屋義徳さん)との言葉どおり、今までにない新たなトライを次々にスタートさせている。

 その筆頭が『一番搾り』のリニューアルだ。

「雑味や渋みを低減することで麦の旨みをさらに高め、同時に酸味や甘い香りを抑えたバランスのいい味わいを実現しました。とにかく飲みやすい。乾いた喉においしさがしみわたる感じです」(土屋さん)

 新『一番搾り』の変化は味だけではない。パッケージの立体的な雫マークや、初採用の金蓋など、おいしさや品質の高さをデザインでも表現している。

 そして6月から全国でのサービスをスタートした「ホームタップ」が大好評。専用のビールサーバーをレンタルで提供し、毎月ビール1Lが4本、工場から直送で自宅まで届く新サービスだ。

「自宅で生ビールを、というコンセプトでスタートしましたが、私たちも驚く反響をいただいています」(土屋さん)

〝身近な幸せ感〟の創出がビールのポテンシャルを引き出すことに成功。8月分は、募集開始から30分で終了した。

 さらに、もうひとつ注力しているのが、人気ジャンルとなっているクラフトビールの飲用機会拡大に向けて開発された、店舗用のクラフトビール専用ディスペンサー「タップ・マルシェ」である。クラフトビールをサーバーで提供するには大掛かりな設備投資が必要なことから、今までは限られた店舗でしか楽しむことができなかった。だが、ディスペンサータイプにすることで、多くの店舗での導入が可能になった。

「おいしさとクセが同居するクラフトビールは市場展開が難しいのですが、『タップマルシェ』で提供している白ビールなどもかなり良い評判です」(土屋さん)

 ビール離れなどという言葉も聞かれるが、キリンビールの新しいトライに対し、ユーザーはポジティブに反応していると土屋さんは言う。

「嗜好の広がりと様々なニーズに応えることで、ビール市場は再び活性化していくと思いますね」(土屋さん)

土屋義徳さん
キリンビール
商品開発研究所所長
土屋義徳さん

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