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2017.08.27

光熱費が差し引きタダになる家「ZEH」は得なのか?

 世の中には電気代、ガス代が差し引きゼロ円になる家が存在するという。そんなバカな……と思って調べてみると「ゼロ・エネルギー・ハウス」という住宅があるそうだ。例えば1か月2万円かかっていた光熱費が不要になるとしたらどうだろう。家のローンに毎月10万円払っていたとしたら、20%オフにもなる計算だ。これは見逃せない!

 ゼロ・エネルギー・ハウスは「ZEH(ゼッチ)」と略され、正確には「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」と呼ばれる。主導している経済産業省 資源エネルギー庁のサイトには、ZEHとは「住宅の高断熱化と高効率設備により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅」とある。簡単にいえば、高い省エネ性能を備えた建物と、太陽光発電などによる創エネルギー&売電によって、光熱費がゼロになる住宅だ。


パナソニック テクノストラクチャー社のサイトより

 政府は2020年までに、ハウスメーカーなどの建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現することを目標としており、普及に向けた取り組みを行っている。例えば「ZEHビルダー制度」。受注する住宅のうちZEH(Nearly ZEHを含む)が占める割合を2020年度までに50%以上とする事業目標を掲げるハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者などを「ZEHビルダー」として登録している。2017年8月時点で5600社以上のメーカーがZEHビルダーに登録。また、大手メーカーはWebページなどでZEH対応の住宅を紹介しているので、家を新築あるいは購入しようという人であれば、ZEHという言葉を目にしたことがあるはずだ。光熱費がゼロ以下となるとあっては、無視できない存在だろう。

 ただ、個人的には、政府やハウスメーカー各社の取り組みの割に、ZEHは一般に浸透していないように感じられる。平成28年度の大手メーカーのZEH販売実績を見ると、積水ハウスは74%にまで達しているが、多くは20~30%で一桁台のところもある。一般の意識は、光熱費は安くなっても建築費用が非常に高額になるのではないか、創った電気が本当に高く売れるのか、という不安が前に立っていて、ZEHに踏み切れない人が多いのではと予想する。


ZEHの販売実績で高い達成率を誇る積水ハウス。「グリーンファースト ゼロ」というブランドでZEH対応住宅を展開している。

 そこで、ZEHのことをもっとよく知るために、ZEHを取り扱っているパナソニック エコソリューションズ社 マーケティング本部の大澤 健さんに、ZEHとはどういうものか、最大のメリットは何か、ZEHにした場合のコストやお得度はいかほどか、といった素朴な質問をぶつけてみた。


パナソニック エコソリューションズ社 マーケティング本部の大澤 健さん。ZEHについて、色々教えていただきました!

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