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2017.08.25

長寿から判断力、創造力まで!バケーションがもたらす5つの効能

夏休みは大切だった!創造性にも影響するバケーションの効能

 夏本番を迎えたが、急ぎの仕事が減ったタイミングで思い切って夏休みをとるべきなのかどうか……。都市で仕事をしている者ほど時には都会を“脱出”すべきであるという指摘が昨今増えているようだ。

■バケーションがもたらす5つの効能

 仕事が順調でやりがいを感じている時には、休暇を取ってまで旅行に行く必要性をあまり感じず、むしろ軽い罪悪感さえ覚えることがあるかもしれない。しかしそれでも「夏のバケーション」を取るべきであると強く推奨しているのが、米・ニューヨークのヘルスケア医院「Parsley Health」である。都会を離れたバケーションには得することが5つもあるという。

●長寿に繋がる

 アメリカの医療研究機構・フラミンガム心臓研究(Framingham Heart Study)によれば、あまり休暇旅行に出かけない人は、年に1、2回旅行をする人に比べて心臓疾患のリスクが高いことを指摘している。休暇旅行の頻度は、その後の心臓疾患および急性心臓死を予測するうえで極めて重要なファクターになるということだ。つまり定期的に旅行に出かけている人ほど健康である傾向がはっきりと浮き彫りになったのだ。

●減量効果がある

 休暇での何もしない時間が減量に結びつくという。仕事に追われながらついつい口にしている食べ物を排除できるからだ。ピッツバーグ大学が1400人を調査して行なった研究では、生活の中で何もしない時間が多い人ほど健康的な痩身体型である傾向が導き出された。

●自然治癒力を高める

 2010年にオハイオ大学の医学生が発表した研究によれば、大学のテスト期間中は外傷が治るのに時間がかかるようになるということだ。つまり精神的なストレスが傷の回復を遅らせているのだ。精神的なストレスに晒されることで免疫システムが弱まることが原因と考えられる。休暇旅行で精神的なストレスからいったん自由になることで、損なわれていた自然治癒力を元の強さに戻すことができるのだ。

夏休みは大切だった!創造性にも影響するバケーションの効能
Parsley Health」より

●よりよい判断が可能になる

 人間の意思決定のメカニズムを生物学的アプローチで解説した『How We Decide』の著者、ジョナ・レーラー氏は、そもそも人間の脳は大量の情報を処理するためには作られていないと語る。

 現代の人間はマイコン時代のCPUで最新ビッグデータを分析しているようなもので、当然その結果はお粗末なものになるということだ。よりよい判断をするためには、PCをシャットダウンするように休暇などで脳を完全に休ませる時間が必要とされているのだ。

●良いアイディアが生まれ、創造性が高まる

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジョナサン・スクーラー氏は、目の前の仕事に専心しなくてもよい状態に起る夢想状態、マインド・ワンダリング(mind-wandering)に着目している。このマインド・ワンダリングは休暇中などには実に起きやすい現象である。

 マインド・ワンダリングの内容の半分ほどは未来に対する漠然とした夢想だといわれ、新たなアイディアを生み出したり、クリエイティブな思考をめぐらせることに密接に関係しているということだ。休暇などでいったん目の前の課題から完全に離れることで、考えに新風が吹き込まれるのである。

 さまざまな効能をもたらす休暇旅行だが、残念ながら2日や3日ではその効果は薄いということだ。オランダ・ラドバウド大学の研究では8日間の休暇で心身の“回復”がピークに達するという。8日間の休暇というのも我々日本人にはなかなか難しいとは思うが、休暇の必要性については気に留めておきたいところだ。

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