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2017.08.24

英語よりも読書に近い!?小学生のプログラミング教育

■連載/小口 覺のスマートフォンハックス

 久しぶりの連載更新です。先日まで、子供向けのプログラミングの書籍を手伝っていました。2020年には小学校でプログラミング教育が必修化されるとのことで、浮き足立っている親御さんも多いようですね。

 よく誤解されるのですが、IT業界の人材不足、エンジニア供給のためにプログラミング教育が実施されるわけではありません。プログラミングにも言語が使われる、また同じく最近小学校から必修化されたということで、英語に近いと考えられがちですが、ちょっと性質が違うのではと思っています。

 かつて英語が義務教育に導入された背景には、海外との交流、もっといえば外交やビジネスでの必要性がありました。というか、今も重要性高いですよ、英語。タイムマシンがあれば、若いときの自分を殴ってでも英語をマスターさせていたと思います。プログラムも、ITバブルの時にスキルがあれば大金持ちになれたんじゃないかと妄想しますが、英語に比べれば仕事で必要とする人は少ないですし、システムエンジニアなどは労働環境が(控えめに言って)あまり良くない職種として知れ渡っています。

 小学校でプログラミングを教えるのは、プログラマーを養成するのではなく、プログラミング的な思考を身につけることが目的です。なんとなく、きれい事にも聞こえますが、実際にプログラミングの本を作ってみて理解したのは、子供に必要なのはスキルではなく視点、リテラシー的な能力だということ。教育用のプログラム自体、直接仕事に役立つような物じゃありませんし。

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