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2017.08.23

読めばきっと美味しくなるビールの小噺3選

夏のビールが美味しくなる最新ビール事情3選

 ビール党にすればいつの季節もビールは美味しいが、特に最初の一杯が格別なのが夏の季節ではないだろうか。ナイターやスポーツ中継を見ながらのビールも良いが、気に入った音楽をかけて嗜む一杯もまた格別だ。そして実際、その時の音楽がビールの味を大きく左右しているという研究が報告されている。

■音楽でビールの味が良くなる

 ベルギーのブリュッセル自由大学とルーヴェン・カトリック大学の合同研究チームは先頃、視覚と聴覚の情報がビールの美味しさに及ぼす影響についての研究論文を発表している。確かにいい雰囲気の場所でいい感じの音楽が流れていればビールも美味しく感じられるだろう。

 結果はやはり想定通りのものになっている。実験に用いたビールは、ベルギーの町おこしイベント「The Brussels Beer Project」の企画で、UKロックバントの「Editors」とコラボレーションしてラベルなどをデザインしたボトルビールである。つまりミュージシャンとのコラボ企画のビールということだ。同ロックバントを知っていれば、そのラベルからすぐに音楽を連想できるだろうが、実験参加者の中にはこのバンドを知らない者もある程度はいたということだ。

夏のビールが美味しくなる最新ビール事情3選
Psychology Today」より

 231人の実験参加者は3グループに分けられ、それぞれ異なる条件下でこのビールをゆっくり飲んでもらった。その後、味などを細かく評価してもらったのだ。3つのコンディションは以下の通りだ。

1.静かな部屋で、ラベルをはがした状態のボトルビールを飲む。

2.静かな部屋で、ラベルが貼られたボトルビールを飲む。

3.「Editors」の曲がかかっている部屋でラベルが貼られたボトルビールを飲む。

 多くの予想の通り、やはり3の条件下で飲んだ参加者が最もビールに高い評価を与えたのだ。さらに、音楽を連想させるラベルを見てからビール飲んだ2の人々も、1よりは高い評価を下した。

「体験の中に加わった音楽の楽しさが、ビールの風味を楽しいものにしているのです」と、ブリュッセル自由大学のフェリペ・レイノソ・カルヴァーリョ博士はプレスリリースで述べている。やはり音楽を含めて、飲む環境でビールの美味しさは大きく変わってくるのだ。

 音楽が味覚に及ぼす影響についての研究はこれまでもいくつか行なわれている。2013年のオックスフォード大学の研究では、クラシック音楽を聴くことでワインの甘みが増して感じられることが報告されている。また味覚には直接関係ないものの、オーストラリア・クイーンズランド大学が昨年に発表した研究によれば、ヘビーメタルの曲が実は聴く者の心を落ち着かせる働きがあるという指摘や、2009年に英・ブルネル大学が発表した研究によれば、1980年代のディスコソングのようなハイエナジー系の曲は、ある意味でイメージ通りではあるが運動のヤル気を高め、疲れてはいても“ひと踏ん張り”させる力をもたらしてくれるという。

 いずれも音楽の力を感じさせてくれる研究だが、仕事あがりの待ち待った一杯を飲む際には、音楽など周囲の環境の“演出”に少し気を配ってみてもよさそうだ。

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