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2017.08.11

スマホの広告の効果は◯◯に左右される!?

 急な雨が降ってコンビニでビニール傘が品切れになるほど売れたり、猛暑日の昼休みは何かさっぱりしたものが食べたくなったりするなど、天候・気候と消費活動は密接に結びついている。リアルな環境にあまり影響を受ないと考えられてきたオンライン消費についても、実は天候がかなり影響を及ぼしていることが指摘されている。

■スマホ広告の効果は天気に左右されていた

 コンテンツ内容は同じでも、ネット広告では受け止められ方や効果がかなり独特であることがわかっているが、スマホなどで目にするモバイル広告は意外にも天気や気候の影響を受けていることが最新の研究で報告されている。

 中国の北京航空航天大学(Beihang University)の研究者をはじめとする合同研究チームが先日発表した研究では、中国国内344都市の計600万人以上のスマホユーザーのモバイル消費行動データと、各都市の1時間単位の詳細な気象データを分析して、オンラインモバイル広告と天気の関係を探っている。


POST Online Media」より

 オンライン広告が天気に左右されているというのはかなり意外に感じるかもしれないが、分析の結果は興味深いものであった。晴天の時は曇りの時よりも、オンライン広告に対する反応が1.2倍に増え、実際にチェックするまでの時間も73%早くなっているということだ。

 一方、雨のコンディションでは曇りの時よりも0.9倍に反応が落ち込み、チェックに要する時間が59%遅くなった。つまり購買意欲の高い順番から、晴れ、曇り、雨天となるのだ。

 そして昨日よりも良い天気である状態と、天気予報に反して良い天気である時もオンライン広告への反応が良好になっているという。また稀な現象ではあるが、雨や曇りが予測されている中での突然の晴天は、オンライン広告への反応をきわめて増大させているということだ。

 広告の表現手法にはさまざまなパターンがあるが、ことさら強いアピールをせずに落ち着いた雰囲気でさり気なく主張するニュートラルな広告もあるのはご存知の通り。また、ヘルスケア商品やダイエット商品などの広告では何かとネガティブな表現を先に見せてそれを“防止”することを提案するパターンもある。

 興味深いことに、さり気ないニュートラルな広告に比べてネガティブな広告は、晴天で高まったユーザーの反応をその内容で損なわせてしまうのだが、逆に悪天候で落ち込んだ反応をそのネガティブな内容で改善しているという面白い現象も確認された。ネガティブ系広告は悪天候の時に見たほうが“身に染みて”消費に結びつくということになる。

 例えば同一商品についてニュートラルな広告とネガティブな広告の2種類を用意しておき、悪天候の場所にいるスマホユーザーにはネガティブな広告を見せるようにすることが可能であれば、売り上げが促進するのかもしれない。オンラインマーケティングの分野は今後も興味深い研究がまだまだ出てきそうだ。

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