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2017.08.11

シリーズ累計販売1000万枚を突破したトリンプ『恋するブラ』

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆デビュー17年を迎えたリピート意向率9割の人気商品

 2000年にデビューしたトリンプのブラジャー「恋するブラ」が、今年5月にシリーズ累計販売枚数が1000万枚を突破した。最近は同社の「スロギー」に代表される、ノンワイヤーやブラトップのような楽で着けごこちのよいブラジャーが売れているが、デビュー17年を迎えた「恋するブラ」は着けごこちのよさにこだわった、楽ちんブラジャーの先駆けとなる商品だ。

 体の動きについてくる、ずれにくいフィット感で、どんなに動いても着けごこちが楽というのがデビュー以来の変わらないコンセプトで、リピーターも多く購入経験者のリピート意向率は91%となっている。「仕事がハードなときでも楽」、「家でくつろぎたいときに着ける」など、ブラジャーを知り尽くすトリンプの店頭アドバイザーにもファンが多いという。

「恋するブラ」の誕生にあたっては2つの背景がある。1990年前半はまだバブルの名残があり、ボディコンファッションが流行っていたため、ブラジャーも同社の「天使のブラ」のようなボディコンシャスなタイプで、胸の谷間を作る、ボリュームアップしてくれるブラジャーが主流だった。しかしすでに欧米では開放的で快適性を打ち出したブラジャーがヒットするなど、世界は徐々に快適ニーズに移ってきた時代になりつつあった。

 1990年代後半に入ると経済が停滞して日本全体に元気がなくなり、社会のムードが暗くなってきた中でバブル時代とは正反対の癒しや安らぎを求めるようになり、時代の感覚とあいまって、ブラジャーも楽さや優しさを求める時代に。また、「恋するブラ」デビューに際し実施した当時のアンケートでは、ブラジャーにしめつけ感や着けごこちに不満を感じている人は多く、こうした社会背景と市場背景から、ナチュラルなフィット感で快適なブラジャーが潜在需要として求められていることが判明した。

 1998年に同社のグローバル企画チームから新しい提案があり、それがブラジャーのカップが伸縮するという、当時では非常に珍しいカップ素材だった。新素材を受けて日本の開発チームがレースなしのTシャツブラのような「ソフトウエア」を1998年にテスト販売。シンプルな商品だったが店頭で人気を呼び、開発チームはカップ素材の潜在能力に気づき、2000年に時代を先取りする、楽ちんさにこだわった新シリーズ「恋するブラ」を発売した。

 デビューを記念して作られた「恋するブラ」と同じパターンを使い、純金でできた糸をヨーロッパの刺繍の手法で編み上げた「恋するブラ ピュアゴールド」はネットオークションで160万円で落札、ストラップを調節するアジャスターをハート形にした「恋するブラ ハートスペシャル」の限定販売など、デビュープロモーションも話題を呼んだ。

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