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「土用の丑の日」日本ではうなぎ、韓国では?

2017.08.09

日本で土用の丑の日にうなぎが食されるように、韓国の代表的な滋養食として、夏の一番暑い日こそ食べる料理がある。それは参鶏湯(サムゲタン)であり、専門店には人が立ち並ぶ。

若鶏一匹をまるまる使い、おなかにもち米、なつめ、栗、高麗人参などを積めて煮込んだスープ料理、その名の由来は高麗人参の「参」と鶏の「鷄」の字をもってきたといわれる。

 
トソクチョン(土俗村) サムゲタン

漢方医学では汗を流すことすら、そこから元気が抜け出すとみなすという。抜け出した元気を取り戻すため、熱い栄養食を夏に食べるわけだ。また、夏バテにより血液の循環が悪くなると、疲れやすくなるといわれており、熱い食べ物で体を温めるのだ。ただし、体質的に体に熱がこもりやすい人は、熱くも冷たくもない性質の材料を入れて食べる場合もある。

サムゲタンは日本人をはじめ外国人にもよく知られているが、漢方医学に関係なく、外国人には夏より冬場の人気が高い。

 
カクテキとキムチ (左) / 人参酒 (右)

サムゲタンの由来がいつなのかは明らかになっていない。高麗時代(13〜14世紀ごろ)から疲労回復のため滋養料理として食べていたという記録はあるが、今のサムゲタンと同じ調理法で食べたのは、意外にも歴史は浅い。食糧事情が良くなかった時代、一般庶民の家庭で鶏を水炊にして食べていたようで、金持ちの家では鶏の水炊きに高麗人参の粉末を入れて作ったという。これがサムゲタンの始まりらしい。

1960年代に入り、冷蔵庫が普及し高麗人参を長期間保存することができるようになると、粉ではない乾燥した高麗人参を入れるのが一般化された。サムゲタンという名称もこの時、決められたという。今のサムゲタンは乾燥した高麗人参ではなく、生の高麗人参を使う。

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