小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

辞めた会社の批判を繰り返す人の特徴

2017.08.14

■連載/あるあるビジネス処方箋

 会社を辞めた後でも、在籍していたころの問題やトラブル、不満などを語る人がいる。中には、5~10年経った後も口にする人がいる。定年後にまで言い続ける人もいる。私の友人や知人にもいた。

 今回は、辞めた会社の批判を繰り返す人の心理を私の取材経験をもとに分析したい。

 後半で、ではどうするべきなのかも考えてみたい。

■退職後の現状に不満

「賃金が低い」「労働環境が悪かった」「会社の経営状態がよくなかった」と退職後、1年以上も友人や知人などに話す人は、退職した理由を正当化している可能性がある。賃金が低いことや労働環境が悪いのは、退職するよりもはるか前からのこと。それでもなおも、口にするのは不自然なことだ。

 何の未練もなく、本当に辞めたくて仕方がないならば、いつまでも口にはしない。退職した会社のことは意識から自然に消えていくものだ。転職をするなり、フリーになるなり、新しい生き方がある。そのことに目を向けることができていない。言い換えると、退職後の状況に不満を感じていることも考えられる。自分で新たな進路を切り開くことができないのかもしれない。現在に満たされた思いならば、辞めた会社のことを語らない。

■未練がある

 その人にとって、勤務していた会社は大きな存在だったのだろう。口で否定しながらも心の奥深くに未練や不満などがあるから、いつまでも口にする。例えば、在籍中、「上司にもっと認めてほしかった」「活躍する場を与えてもらいたかった」など何かの不満があったはずだ。満たされた思いで、充実していたならば、辞めることはないだろう。不満の裏返しで 「賃金が低い」「労働環境が悪かった」などと退職後も話している場合がある。つまり、理由をすりかえているのだ。今後、身近にこういう人がいたら、退職した真意はどこにあるのだろうと想像してみよう。観察力や洞察力を養うことができるはずだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。