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2017.08.09

横浜と伊豆を結ぶ東急と伊豆急の新観光列車『THE ROYAL EXPRESS』を徹底解剖


伊豆高原輸送管理センターで執り行なわれた、お披露目セレモニー。

「ナンバーワンをちりばめた、オンリーワンの観光列車になったのではないかと思っております」

伊豆急行の小林秀樹社長はお披露目セレモニーの壇上で、2100系5次車『アルファリゾート21』(1993年登場)をジョイフルトレイン(観光列車)に改造した、『THE ROYAL EXPRESS』の出来栄えに自信をのぞかせた。2017年7月21日から横浜―伊豆急下田間で運行を開始した、東京急行電鉄(以下、東急)と伊豆急行の最高傑作『THE ROYAL EXPRESS』の世界へご案内しよう。

■旅立ちの舞台は横浜


『アルファリゾート21』は、臨時特急〈リゾート踊り子〉が花形列車だった。

『アルファリゾート21』時代、8両編成中7両は普通車、1両はロイヤルボックス(グリーン車に相当。普通電車運用時は連結しない)で、臨時特急〈リゾート踊り子〉などで活躍していた。東急鉄道事業本部兼事業推進部の松田高広課長によると、改造後の『THE ROYAL EXPRESS』は特急グリーン車扱いだという。

“気になる”点は、旅立ちの舞台を東京ではなく、横浜にしたことだ。その理由について、松田課長はこう語った。

「横浜は我々の地域の沿線であります。そういう意味で、この横浜と伊豆を結ぶというのは、我々東急グループとしても、非常に沿線価値としては高いところだと思っています。伊豆もそうですし、横浜も盛り上げたいと思っています」

■鮮やかで芸の細かいエクステリア


『THE ROYAL EXPRESS』は東急の野本弘文社長が名づけた。

「もっとも大事な、多くの人が“心地いいと思う”素材、木をふんだんに使う。鉄道車両ではタブーとされている、色も形も素材もしっかり使う。できれば古今東西の様式やデザインをちりばめていく。和風も洋風もなく、今の日本だからできる世界中の様式をちりばめた車両が、今回の『THE ROYAL EXPRESS』だと思います」

『THE ROYAL EXPRESS』を手掛けたドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏は、壇上でデザインコンセプトについて熱く語った。

さらにお披露目セレモニー後の囲み取材が終わると、“水戸岡節”を聞いたすべての人々に握手を交わし、「これからもよろしくお願いします」とあいさつ。“人々の心を豊かにするデザイナー”の手は厚く、温かみもあり、人間としての偉大さを感じた。どの世界でも「人柄」というものがなければ、多くの人々の心を魅了することはできないはずだ。


車体を間近で眺めると、ロイヤルブルーの塗装が芸術的で繊細だ。まるで上空から海を眺めているような気分にさせる。

さて、エクステリアは、イギリス王室の高貴な色、そして、“美しい、きらめく伊豆の旅”を想像させるロイヤルブルーをベースとした。水平線を望む広大かつ透き通るような“海の碧”、変化に富む地形が織りなす“高原や豊かな山々の青”、活力や若々しさを表す“新しいあお”など、伊豆半島にあふれている様々な“青”を表現している。

アクセントカラーは金で、鮮やかなロイヤルブルーに調和している。また、前面の屋根上にヘッドライトが追設された。

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