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2017.08.04

老舗メーカーのプライドが生んだヒット商品『KOIKEYA PRIDE POTATO』開発秘話

昨年の台風被害で原料不足に陥ったポテトチップス業界。影響を予測していたものの、大ヒットゆえ生産が追いつかなくなっている商品が。

■多すぎず、少なすぎずの〝適量〟もカギ
湖池屋『KOIKEYA PRIDE POTATO』ポテトチップス

湖池屋『KOIKEYA PRIDE POTATO』
オープン価格(実勢価格約150円)

日本産じゃがいもを100%使用。創業者が愛したのり塩がベースの「秘伝濃厚のり塩」、いもの甘さに、かつおとこんぶの旨味が絶妙にマッチした「松茸香る極みだし塩」、網焼き風の〝あぶり〟がポイントの「魅惑のあぶり和牛」。全3種類。各63g。

◎創業時の原点に立ち返りリスタート

 社屋は純和風旅館のような佇まい。その「湖池屋」が今年2月に発売したのは、プレミアムポテトチップス『KOIKEYA PRIDE POTATO』——

 想定以上の売れ行きに供給が追いつかず、一部商品の販売が休止された。年間で20億円売れればヒットと言われる中、わずか2か月で約10億円を売り上げたオドロキの商品だ。それにしても、湖池屋といえば『カラムーチョ』『ポリンキー』といった名物スナック菓子でおなじみの老舗。なぜ今、高級ポテトチップスを? その仕掛け人とも言うべき、佐藤章社長を直撃した。

 佐藤社長は、キリンホールディングスの出身。『生茶』『キリンフリー』といった数々の人気飲料を世に送り出してきた、稀代のヒットメーカー。

「就任後すぐ、新CIを導入、当時〝フレンテ〟だった社名を、創業時の〝湖池屋〟に戻し、再び原点に戻ろうと考えたんです。その時、浮かんだのが〝和〟〝老舗〟のキーワードでした。
 湖池屋は、日本で初めてポテトチップスを大量生産した老舗。創業者の小池和夫は、長野県の諏訪の出身で、諏訪湖の大きさにならって、あえて〝湖〟の文字を使い、〝湖池屋〟としたんですね。ならばその思いも込めて、漢字の〝湖〟をシンボリックに表現したロゴマークにしようと。六角形はおめでたい亀甲形も意識しています」

 そして、このCIと並行して行なわれたのが、新生・湖池屋の象徴となる新商品の開発。それが『KOIKEYA PRIDEPOTATO』だった。

「創業者は創業時に、本当に熱心に研究をして、ポテトチップスを作りあげた。〝じゃがいもを揚げる時は広がるように。揚がった時にポテトチップスが立つと油切れがいい〟と。その膨大な資料を目にして、これをコンセプトにしようと考えました。当社は100%国産じゃがいもを使っていますが、それを知らない方も多い。国産原料、職人のプライド、初代の情熱という原点に戻りつつ、現代流にし、これぞ湖池屋、というポテトチップスを作ることが一番のポイントでした」

柴田大祐さん、野間和香奈さん、佐藤章社長
左から、マーケティング部部長の柴田大祐さん、マーケティング部課長の野間和香奈さん、そして佐藤章社長。新生・湖池屋をリードする若い力にも期待が高まる。

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