法林氏:国内メーカーだと、AQUOS Rのロボクル同梱/非同梱で分かれたね。ドコモは非同梱、auとソフトバンクは同梱。
石野氏:ドコモだけはなくて、auショップで買ってくれってこと。
法林氏:そんな(笑)
石川氏:auはオプションとしても売るってことか。
石野氏:保守品みたいな扱いじゃないかな。
石川氏:家に何台もロボクルを置ける。
石野氏:会社と家に置いたりできて、ついでにドコモユーザーにも売れる。実際、電池パックが取り外せるモデルの時代、au版Galaxy Noteの電池パックをドコモで買ったりってことができた。それがグローバルメーカーモデルの楽しみというか、利便性の1つ。
あと、ソニーモバイルがXperia用カバーのオンラインショップ「Xperiaカバーストア」を始めてますね。
法林氏:AQUOSスマホの形状と名前統一もそうだけど、端末を統一すると純正でも共通でアクセサリを作ってたくさん売れる。アクセサリは利ざやが大きいビジネス。
石川氏:説明会では必ずオプション品の説明をするし、メーカーも強化している。でも、深センなんかだとカバーは安いもので、50円とか100円とかで売っている。ああいうの見ると、すごい騙されている感がある(笑)
法林氏:質感はだいぶ違うけどね。
石野氏:でも、iPhone 4のバンパーが出たとき、深センにズラーッと並んでいたバンパーは質感もそんなに変わらなくて、1つ50円とかで売っていた。深センだと工場も近いし、本物の流出品なんじゃないのって感じでした。
石川氏:そりゃ儲かるよなと。
石野氏:まあ、問屋なので、1つ50円にするには何十セットも買わないといけないですけど。輸入しようかと思ったくらい(笑)。
法林氏:最近、高級なケース屋さんも増えたけれど、東南アジアだと300円くらいで買える。クリアケースだと数十円の世界。
石野氏:ただ、レザー製品はクオリティの差が出る。Apple純正のレザースリーブと、深センあたりで売っているパクリものとは質感が全然違う。
法林氏:透明ケースにプリントするサービスもあるし、良し悪しは別にして、いろんな商売がある。モデルが統一されたことで、日本でもそういう商売が増えるかもしれない。
石川氏:Appleがうまいのは、2年に1回しかフルモデルチェンジをしない。だからケース屋さんもたくさん作って安くできるし、いろんな種類を出せる。サムスンやソニーは2年間同じデザインを続けることはありえない。攻めの姿勢で毎年デザインを変えていかなくてはいけないので、どうしてもケースの選択肢が限られる。そこは大きい。
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