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乗ってわかった!ホンダの新型『フィット』の○と×

2017.07.28

 また、昨年にフルモデルチェンジしたホンダ『フリード』がCarPlayとAndroidAutoを備え、スマートフォンをUSB接続することによって、カーナビ画面でインターネットに常時接続できるようになったことを受け『フィット』も同様にそれら2つのアプリを使用できる。

 

 今やクルマからインターネットへの接続は不可欠の機能となっていて『フィット』はこの点でも抜かりはない。他には静粛性の向上など改良が進められたところも確実に実を結んでいる。元々のセンタータンクレイアウトによるパッケージングが優れているところもあって、取り回しやすさも変わらない。短所が見当たらない。

 

 

■商品として魅力的か? ★★★★(★5つが最高点)

 先進的な運転技術を搭載し、コネクティビティにも優れている。パッケージングは本来的に優れており、細かな改変も実を結んでいる。新型フィットには短所が見当たらないと前述の通り、欲しいと思う人にはぜひ勧めたい。

 では、なぜ、満点に★がひとつ及ばないのかというと、あまりに完成され過ぎてしまっていて『フィット』に興味のある人には良いのだが、そうでない人を振り向かせるだけの力が弱いと感じたからだ。『フィット』自体の完成度は高いのだが、ライバルを選ぼうとしている人を振り向かせることができるだろうか?

 ライバルの1台に、昨年に登場した日産『ノートe-POWER』がある。こちらはエンジンを駆動ではなく発電だけに用いた画期的なアイデアを持つEV(電気自動車)だ。ガソリンで発電しながら走るのでバッテリー切れの心理的な抵抗感も小さく、価格も手頃だ。だから、売れ続けている。ショールームで試乗した人の多くが購入を決定しているらしい。確かに、あの強力でスムーズで静かな電気の加速を体験してしまうと買いたくなってしまうだろう。

『ノートe-POWER』には、新しく世に出てくる商品が持っている魅力がある。それまで体験したことのない感覚を知ってしまうと財布の紐は緩むものだ。『ノートe-POWER』には“新しさ”があるけれど、新型『フィット』にあるのは“熟成”と“安定”なのだ。

■関連情報
http://www.honda.co.jp/Fit/

文/金子浩久

モータリングライター。1961年東京生まれ。新車試乗にモーターショー、クルマ紀行にと地球狭しと駆け巡っている。取材モットーは“説明よりも解釈を”。最新刊に『ユーラシア横断1万5000キロ』。

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

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